阪神Cが2020年12月26日に行われ、4番人気のダノンファンタジーが優勝しました。
この記事は、阪神Cの回顧で、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G2 阪神Cを振り返る
阪神競馬場(Bコース) 1400m 内回り 斤量:定量重量
レース展開
【馬場】 良
【勝ち時計】 1:19.7
【5着までの脚質(ポジション)】 好差(内)-先-差-差-好差
【ペース】 ミドル(34.0-11.4-34.3 -0.3) 上がり 34.3(11.3-11.4-11.6)
時計が速く、ある程度前も止まりづらかった。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ダノンファンタジー 牝4
藤岡佑騎手 55.0kg
好スタート。内の先行馬を行かせて、好位の内柵沿いのポジション。
直線、反応良く加速、最後は0.3秒差つけて完勝。
自身より後ろにいた馬と上がり3Fがほぼ同じだったので、強い内容だった。
課題だった折り合いも完璧についていて、1400mの距離はかなり相性が良さそう。
2着 マルターズディオサ 牝3
田辺騎手 54.0kg
促してジワジワと前のポジションへ。前半はやや力んでいた。
最後までスピードを持続させ粘った。
精神面で落ち着きが出てくれば、もっとパフォーマンスは上がるはず。1600m以下での活躍を期待。
3着 インディチャンプ 牡5
福永騎手 57.0kg
中団後方のポジション。
直線に向くまでジッとして脚を溜める競馬。よく伸びたが、この馬の実力からすればもっと良い脚を使えると感じた。馬体重+10kgの影響はあった気がする。
4着 サウンドキアラ 牝5
松山騎手 55.0kg
促して中団のポジション。
直線ジリジリ伸び、外から並ばれるともう一つギアを上げて伸びた。
今秋はこの馬らしい走りができていなかったが、今回はある程度力は発揮できた。
5着 クリノガウディー 牡4
幸騎手 57.0kg
中団のポジション。
直線ジリジリ伸びた。この馬の実力からすればもっと伸びてもいいと思う。
馬体重+12kgの影響はあったかもしれない。
6着 イベリス 牝4
酒井騎手 55.0kg
促して先頭へ。
最後は脚が鈍ったが粘っていた。
7着同着 レインボーフラッグ 牡7
岩田望騎手 57.0kg
あまりダッシュがつかず中団後方のポジション。
内柵沿いをロスなく回ってきて、直線良く伸びた。
7着同着 ジャンダルム 牡5
荻野極騎手 57.0kg
ゲート内の落ち着きない。促して好位のポジション。
道中で接触があったりしたが冷静に走れていた。
直線、瞬発力は使えなかったがしぶとく伸びた。
馬体重+10kgが影響したかもしれないが、時計の速い馬場も分が悪いか。
9着 フィアーノロマーノ 牡6
団野騎手 57.0kg
好スタート。促してはいたが中団のポジションに。
道中も少し促しながらの追走に。
直線半ばで脚が鈍った。
10着 ブラックムーン 牡8
和田竜騎手 57.0kg
後方のポジション。
内柵沿いをロスなく回って来たが、直線そこまで良い脚は使えなかった。
12着 ステルヴィオ 牡5
池添騎手 57.0kg
隣の馬と接触があったからかスタートで後れを取った。促して中団後方のポジション。
4コーナーで手応えが悪くなり、直線でも少ししか脚を使えなかった。
精神的なものか、肉体的なものかはわからないが、実力を発揮できなかった。
13着 ヤマカツマーメイド 牝3
斎藤騎手 54.0kg
ダッシュよく前へ。逆に言えば、スピードが有り余っている感じ。
直線では伸びがなかった。
1200mの方が良さそう。
14着 クラヴィスオレア せ4
木幡育騎手 57.0kg
促したが先頭に行けず好位のポジション。
4コーナーで手応え悪く失速していった。
16着 ミッキーブリランテ 牡4
松若騎手 57.0kg
3コーナーまでに脚を使って好位までポジションを上げた。
4コーナーで手応えが悪くなり失速。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。