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阪神牝馬S 2020 回顧 次走ヴィクトリアマイルでの注目馬は?

阪神牝馬Sが2020年4月11日に行われ、2番人気のサウンドキアラが優勝しました。

これで重賞3連勝。ここにきて力をつけていますね。

ヴィクトリアマイルも楽しみです。

 

 

この記事は、阪神牝馬Sの回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

最後に、ヴィクトリアマイルの注目馬を挙げています。

 

 

G2 阪神牝馬Sを振り返る

阪神競馬場 Bコース 1600m 外回り 牝馬 別定重量

 

レース展開

【馬場】良

【ペース】ミドル~スロー

最初の3Fが少し速い。3コーナーでペースがグッと落ち、残り3F手前からペースが上がった。前目にいる馬に有利だった

 
fevreee.hatenablog.com

  

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 サウンドキアラ 松山騎手 54.0kg

好スタート、促し好位のポジションへ。

終始力んでいた

直線、馬の間を抜けて、反応良くいい脚を使い完勝。

 

充実していてヴィクトリアマイルでも期待できる。

 

2着 スカーレットカラー 岩田康騎手 55.0kg

スタート後、躓き後方のポジションに。

直線、反応良く、こじ開けて伸びてきた。後方から差してきたのはこの馬だけ

やはり脚を溜めて、末脚を活かした方が良さそう

 

休み明け、+16kgでも結果を出せたのは大きい。昨年、ぐんぐん成長して重賞を勝つまでいったが、今年もう一段成長したのだとしたらG1を勝てる確率も高くなるだろうし、次も期待したい。

 

ヴィクトリアマイルはペースが速くなって時計の速い勝負になる時が結構ある。その流れの中で脚を溜められるかが鍵になる。

 

3着 ディメンシオン 松田騎手 54.0kg

促すとスッと前へ。

直線ジリジリ伸びて粘った。

 

4着 ビーチサンバ 福永騎手 54.0kg

ゲート内の駐立悪い。促し中団。

直線、加速するのに時間がかかり、坂上で差を詰めた。

 

少し促しながらの追走で1600mは忙しいのかもしれない。

フットワークが大きく機敏な感じではないので、時計が速いのは分が悪そう

 

5着 ダノンファンタジー 川田騎手 55.0kg

いつものように行きっぷりよく前につけた。

直線ジリジリ伸びたが、ゴール前で脚が鈍った。

 

休み明けでも走るタイプだが結果を出せなかった。馬体重+22kgが影響したのかもしれない。次走、状態を上げてくれば勝てる能力はある馬

 

6着 リバティハイツ 藤岡佑騎手 54.0kg

好スタートを切ったが、行きっぷりが悪く中団まで下がった。

4コーナーで早めに動きじわじわと脚を使っていたが、上り坂を迎えたところで脚が鈍った。

 

7着 プールヴィル 浜中騎手 54.0kg

促したが行けず中団のポジション。

横に並ばれたところで掛かってしまった

直線、接触がありながらもこの馬なりにじりじりと脚を使った。

 

フットワークが大きく瞬発力がそこまでないので、時計が速いのは分が悪そう

前目につけたいが、今回あまりダッシュがついていなかったのは気になる点

 

8着 ブランノワール 武豊騎手 54.0kg

良いスタートだったが、中団のポジションまで控えた。

横に並ばれた時に力んだ

直線、ジリジリ伸びていたがスムースに前が空かなかった。

 

9着 サトノガーネット 川島騎手 54.0kg

終始促しての追走

直線は伸びているが、前との差が詰まらなかった。

 

もう少し切れる脚を使ってもいい馬だが、1600mの流れで脚が溜まらなかったか

距離を短縮しもっと追走に苦労すると思ったがいつもと同じぐらいだった。

 

12着 シャドウディーヴァ 池添騎手 54.0kg

促したが行けず中団後ろのポジションに。

3コーナーで接触があり力むシーン。

直線少し内にもたれるところがあり、伸びきれなかった。

 

13着 ノーワン 坂井騎手 54.0kg

出遅れ

行きっぷりが悪く促しっぱなし

直線伸びそうだったが前が空かなかった。

 

14着 アマルフィコースト 幸騎手 54.0kg

スタートは良かったが、外枠だったこともあり前に行くまでに脚を使ってしまった

直線では伸びが悪かった。

 

15着 トロワゼトワル 藤岡康騎手 54.0kg

ダッシュがつくまでに少し時間がかかり、ハナに行くまでに脚を使ってしまった

 4コーナーで後続を待たずに動いていったが、直線では伸びが悪かった。

 

陣営から状態が万全ではないとのコメントが出ていたので、その影響はあったか。

 

16着 シゲルピンクダイヤ M.デムーロ騎手 54.0kg

促したが行けず中団後ろのポジションに。

4コーナーで早めに動いたが、直線早々に追うのをやめていた

 

ゲート入りを渋っていて気性的に難しいところがありそう。

 

まとめ (ヴィクトリアマイルに向けて)

 ヴィクトリアマイルで注目したい馬は次の3頭です。

1着サウンドキアラ充実していて波に乗っている状態です。負けるまで注目は必要でしょう。

 

2着スカーレットカラー。前2走で2000m以上の距離を使われて結果が出ていなくて人気を落としていましたが、牝馬同士なら上位の存在です。脚質的に展開の助けは必要ですが、この馬の脚を使えれば勝ち負けになるでしょう。

 

5着ダノンファンタジー 。今回は結果が出ませんでしたが、一叩きして状態を上げれば勝てる能力はある馬です。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。