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阪神牝馬S 2021 回顧 デゼル、重賞初制覇!

阪神牝馬Sが2021年4月10日に行われ、1番人気のデゼルが優勝しました。 

 

この記事は、阪神牝馬Sの回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G2 阪神牝馬Sを振り返る

阪神競馬場(Bコース) 1600m 外回り 牝馬 別定重量

レース展開

【馬場】良

【勝ち時計】1:32.0

【5着までの脚質(ポジション)】-(内)-先-好差-先

【ペース】スロー(35.1/47.1-44.9/33.2 +2.2) 上がり 33.210.7-10.8-11.7)

 先団一団で直線。瞬発力勝負の形になった。

レコードに近いイム(土曜時点)が出て上がり3Fの最速も32.4

 

▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.com

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 デゼル 4

川田騎手 54.0kg

 ゲート内での落ち着きがなく出遅れ。促して中団のポジションへ。

直線、トップスピードになるまでに時間が掛かったが最後はかなり良い脚だった。最後結構内にもたれていた

 

 ストライドが大きく加速に時間が掛かる印象。ペースが速くなった時に対応できるかが課題になりそう。

 

2着 マジックキャッスル 4

大野騎手 54.0kg

 中団のポジション。

直線、進路を探りながらも、瞬時に加速してかなり良い脚で伸びてきた。勝ち馬とはスムーズさの差で負けたか。

 

 今日は強い内容だったが、ペースが速くなった時にリズム良く追走できるか、脚が溜まるかという点については疑問が残った

 

3着 ドナウデルタ 5

和田騎手 54.0kg

 促して前へ。

序盤掛かった

直線、自身の脚はしっかり使ったが、瞬発力がある馬に最後かわされた。

 

4着 プールヴィル 5

三浦騎手 54.0kg

 ゲート内でやや落ち着きがない。促して好位のポジションへ。

直線良く伸びているが、さらに瞬発力の優れた馬にかわされた。

 

 ストライドが大きく、瞬発力勝負では分が悪い。

 

5着 エーポス 4

岩田康騎手 54.0kg

 少し促すとダッシュよく前へ。

序盤掛かった

直線半ばで苦しくなったが、最後までしぶとく走りぬいた。

 

 1年ぶりのレースにしては頑張っていた。

 

6着 イベリス 5

酒井騎手 54.0kg

 好スタート。促して先頭へ。

粘っていたが最後脚が鈍った。

 

 直線で集中力を欠いたり、内にもたれたりしていたが、騎手の感触だと1600mは長いようだ。

hochi.news

 

7着 ギルデッドミラー 4

池添騎手 54.0kg

 ゲート内でやや落ち着きがなかったが、良いスタートを切り促して前へ。好位のポジション。

序盤掛かった

直線、上り坂で脚が鈍ったが、最後まで伸びてはいた。

 

8着 ブランノワール 5

団野騎手 54.0kg

 促して好位のポジションへ。

前半のペースについていくのに少し苦労していた

直線、じわじわ加速し差を詰めてきた。

 

 時計はある程度掛かった方が良さそう。

 

9着 リアアメリア 4

福永騎手 55.0kg

 ゲート内での落ち着きがなく出遅れ。中団後ろのポジション。

直線、差を詰められないままゴール。

 

 この馬の実力を考えれば持っている脚を使い切れなかった。

 

10着 メイショウグロッケ 7

浜中騎手 54.0kg

 好スタート。前のポジション。

前半力んで走っていた

直線早々に失速していった。

 

 1600mの距離はこの馬には長そう

 

11着 ロフティフレーズ 6

幸騎手 54.0kg

 ダッシュがつかず後方のポジション。

直線突き放された。

 

12着 メジェールスー 6

藤岡康騎手 54.0kg

 出遅れ。後方のポジション。

直線突き放されてしまったし、上り坂辺りで脚が鈍った。

 

 1600mの距離はこの馬には長そう

 

 

まとめ 

 ヴィクトリアマイル(VM)はペースが遅くなったり、道悪にならない限り、かなり時計が速くなる傾向があり最後の瞬発力だけでは厳しい印象がある。

そのため、1,2着馬はペースが速くなった時に今日のような末脚を使えるかは疑問に思うので、VMでは展開次第では信頼しきれないと感じた。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。