桜花賞が2021年4月11日に行われ、2番人気のソダシが優勝しました。
この記事は、桜花賞の回顧で、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 桜花賞を振り返る
阪神競馬場(Bコース) 1600m 外回り 3歳牝馬 定量重量
レース展開
【馬場】良
【勝ち時計】1:31.1
【5着までの脚質(ポジション)】先-追-好差(内)-好差-差
【ペース】ミドル(34.1/45.2-45.9/34.3 -0.7) 上がり 34.3(11.2-11.2-11.9)
ペースが緩む所がなく実力の差が出る流れに。
速い時計が出る馬場だったのでスピードも必要だった。上がり3F最速32.9。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ソダシ 牝3
吉田隼騎手 55.0kg
促すとダッシュよく前へ。
前半力んで走っていた。
直線、手応え良く追い出しを待つ余裕があり、スピードを持続させた。最後は差を詰められたが押し切った。
次走はオークスに向かうらしいので、折り合いが課題になる。
2着 サトノレイナス 牝3
ルメール騎手 55.0kg
ゲートに最後に入ったが落ち着きがない感じでスタートが決まらず。後方のポジション。
どんどん加速し、かなり良い脚を使い追い込んだ。
今日の末脚の感じからオークスの舞台は合うイメージが湧く。折り合い面も不安がなさそうで次走がオークスなら楽しみだ。
3着 ファインルージュ 牝3
福永騎手 55.0kg
好位のポジション。
直線スピードを持続させ、最後まで勝ち馬に食い下がった。
4着 アカイトリノムスメ 牝3
横山武騎手 55.0kg
ややダッシュがつかなかったが、促して好位のポジション。
4コーナーでペースが上がった時にやや加速にもたついたが、直線最後までジリジリ伸び、外からサトノレイナスに迫られるともう一伸びした。
加速にもたつく面がある。
オークスに向かうなら、折り合い面では不安がなさそうなのは良い。並ばれると抜かせまいとする負けん気を見せるので、2400mの距離はやってみないとわからないが前目のポジションでレースできれば逆転のチャンスはある。
5着 アールドヴィーヴル 牝3
M.デムーロ騎手 55.0kg
促して中団のポジション。
序盤少し掛かった。
直線、少し脚は使ったが上り坂を迎えた辺りで勢いが鈍った。他馬とぶつかる場面もあった。
6着 ククナ 牝3
藤岡佑騎手 55.0kg
ペースについていけず促しながらの追走になった。1頭だけ離れた最後方。
直線、この馬の持ち味である瞬発力の片りんは見せた。
秘めたものは感じるので、もう少し体がしっかりしてくればもっとやれそう。
7着 ストゥーティ 牝3
岩田康騎手 55.0kg
ダッシュよく先頭へ。
ペースを落としたい感じだったが、行きっぷりがよく少し力んで走る感じになった。
直線、早めに後続を突き放しにかかったが上り坂で苦しくなった。
8着 エンスージアズム 牝3
岩田望騎手 55.0kg
結構促して中団のポジションへ。
4コーナーでペースが上がった時にややもたついた。
直線半ばまでは上位馬に食い下がっていたが、上り坂辺りで苦しくなった。
9着 ホウオウイクセル 牝3
丸田騎手 55.0kg
ゲート内での落ち着きがない感じ。後方のポジション。
ペースについていくのに苦労している感じで、促しながらの追走になった。
直線、少し脚は使ったが最後は脚が鈍ったか。
10着 ミニーアイル 牝3
藤岡康騎手 55.0kg
好スタートを切ったが、進路が狭くなったこともあり中団後ろのポジション。
4コーナーでペースが上がった時に加速に少しもたついたが、直線では少し脚を使った。上り坂辺りで脚が鈍った。結構内にもたれていた。
折り合いはついていたが、現状では1200m・1400mの方が良い印象なので、距離短縮で見直したい。
11着 ジネストラ 牝3
北村宏騎手 55.0kg
促すとダッシュよく前へ。
序盤掛かった。
直線、バテてはいないが脚も使えず、最後は苦しくなったか。
12着 ストライプ 牝3
田辺騎手 55.0kg
好スタートを切ったが、ペースについていけない感じで促しながらの追走になった。中団後ろのポジション。
直線、苦しいながらも諦めずに走っていた。
13着 エリザベスタワー 牝3
川田騎手 55.0kg
促して中団のポジション。
序盤掛かった。
3,4コーナーで外に力が逃げる感じの走り方。
直線、脚を使えず。
14着 ブルーバード 牝3
柴田大騎手 55.0kg
促したがダッシュがつかず中団後ろのポジション。
4コーナーでペースが上がった時に追走で手一杯に。直線半ばで苦しくなった。
15着 ソングライン 牝3
池添騎手 55.0kg
真っすぐゲートを出られず出遅れる形に。促して中団のポジション。
メイケイエールが制御が効かず、外に押し出される不利を受け、そこから手応えが悪くなってしまった。
16着 シゲルピンクルビー 牝3
和田竜騎手 55.0kg
好位のポジション。
4コーナーで手応えが悪く、直線半ばで苦しくなった。
17着 ヨカヨカ 牝3
幸騎手 55.0kg
ゲート内での落ち着きがなく出遅れ。促して好位のポジションへ。
序盤力んで走っていた。
4コーナーでは手応えが悪く、直線失速していった。
他馬が近寄ると避けたりしていたので、他馬を気にする面があるのかもしれない。
18着 メイケイエール 牝3
横山典騎手 55.0kg
立ち上がる感じで出遅れ。
折り合いが全くつかず一気に先頭まで上がっていった。
直線、騎手が無理させなかった。
今後は1200mを主戦場に走ることになると思われる。
今日のレースでは先頭に立ってからは折り合いがついていたので、先頭に立ちたがるタイプなのかもしれない。そうなるとスタートは今後の課題になるだろう。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。