この記事では、2020年4月11日・12日の
- 中山競馬場(4/11 ニュージーランドT)
- 阪神競馬場(4/11 阪神牝馬S、4/12 桜花賞)
- 福島競馬場
の芝レースの馬場傾向を分析しています。
中山競馬場・芝コース(Bコース)
金曜日に散水。
土曜日(4月11日) ニュージーランドT
全レース良馬場で行われた。
時計は速め。前は止まりづらそう。ペースが遅い時には瞬発力のある差し馬に注意。
4コーナーから直線にかけての内側の馬場について。
先週は水分を含んで馬場が緩く路盤の土が掘れるため、内を避けて通る騎手が多かった。
しかし今週は、乾いていて砂埃が上がり、掘れる感じはほとんどない。通っても問題ない。
日曜日(4月12日)
全レース稍重馬場で行われた。
時計は標準~やや掛かり気味。ペース次第で差しも決まる。脚質による有利不利はなかった。
4コーナーから直線にかけての内側の馬場について。
路盤の土が少し掘れていたが、内を空けることはほとんどなかった。
それを示すように内を通っても伸びないということはなかった。
阪神競馬場・芝コース(Bコース)
土曜日(4月11日) 阪神牝馬S
全レース良馬場で行われた。
時計は標準~やや速め。
スローペースでも上がり33秒台のレースはなかったので、高速馬場ではない。
最後のラップが12秒台になり、差しが決まってもいい展開でも差しがほとんど決まっていなかったのが気になる点。持久力も問われる馬場なのかもしれない。
日曜日(4月12日) 桜花賞
4Rが良馬場、7R~9Rが稍重馬場、10R~11Rが重馬場で行われた。
雨が降りだんだんと馬場が悪化し、時間が経つにつれてパワーが必要な時計がかかる馬場になっていった。
馬場が重くなったことにより、瞬発力が発揮しづらい馬場になった。ポジションが後ろすぎると届かない。
4コーナーも路盤の土がだんだんと掘れるようになっていった。(通ったらダメというわけではなかった)
福島競馬場・芝コース(Aコース)
開幕週。金曜日に散水。
土曜日(4月11日)
全レース良馬場で行われた。
時計は標準~速め。
ペースが流れれば差しも決まるから、直線の短いコース形態を除けば脚質による有利不利はない。
日曜日(4月12日)
全レース良馬場で行われた。
この日は2勝クラスまでで、時計は標準的。ペースが流れれば差し馬も来られる。
クラスが上がれば速めの時計は出そうな雰囲気。前も止まりづらくはなりそう。
土曜日と同じで、直線の短いコース形態を除けば脚質による有利不利はない。
来週に向けて
中山は、4コーナーから直線にかけて内側の馬場が荒れていて、どれだけ雨が降ったかによってガラッと傾向が変わります。
晴れる日が続けば乾いて内を通っても問題なく、時計の速い馬場に
雨が降れば降るほど内を通ると伸びなくなっていき、時計がかかるようになります。
阪神は、日曜日に水分をかなり含んだ状態でレースをしたので、来週の傾向が変わる可能性もあります。内の荒れた分など注視したいです。
時計は良馬場ならやや速い~標準ぐらい。
福島は、時計は良馬場なら標準的でペース次第で差しも決まる、脚質による有利不利はない状態。
しっかりペース予想をしたいです。
▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。