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神戸新聞杯 2020 回顧 コントレイル、3冠に向け好発進

 神戸新聞杯が2020年9月27日に行われ、1番人気のコントレイルが優勝しました。 

 3冠に向けて期待が高まるパフォーマンスでの勝利でした。まず無敗で3冠に挑めるのがすごいことですし、菊花賞での走りが今から楽しみで仕方ありません。

 

 

この記事は、神戸新聞杯の回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G2 神戸新聞杯を振り返る

中京競馬場 Bコース 2200m 3歳 斤量:全馬同じ

レース展開

【馬場】良

【勝ち時計】2:12.5

【ペース】ミドル  上がり3F 36.2(12.2-11.8-12.2

 1角でペースが落ち,3角手前から再び流れた。

 5着以内に差し・追込馬が4頭入ったのを見ると、締まった流れになったと思われる。

 

▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.com

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 コントレイル 牡3

福永騎手

 ゲート内での落ち着きが少しない。中団前方のポジション。

 馬群で四方を囲まれ苦しい展開になるかと思ったが、直線で進路を見つけると瞬時に加速して馬群から抜け出した。

 ムチを使うことなく突き放し、最後はブレーキをかける余裕すらあった。

 

 無敗の3冠に向けて課題がないわけではないが、能力は頭一つ抜けているので3冠を達成する確率はかなり高いと思う。

 

2着 ヴェルトライゼンデ 牡3

池添騎手

 出遅れ、後方のポジション。

 直線まで内でジッとして、馬群から外に出すとジワジワと差を詰めてくる。坂を上り切った辺りで手前が替わったのも相まって良い伸びを見せた。直線で手前がなかなか替わらず、加速にもたついた部分はあるか。

 

 菊花賞でも期待が持てる内容で、瞬発力に関しても成長があったように思うので次が楽しみになった。

 

3着 ロバートソンキー 牡3

伊藤騎手

 出遅れ、中団後方のポジション。

 1,2角で力むシーンがあった。内でジッと脚を溜め、直線良く伸びた。

 

 内枠の恩恵があった印象だが、菊花賞までにさらなる進化があれば戦える可能性はある。

 

4着 ディープボンド 牡3

和田竜騎手

 好スタート。スタートダッシュは速くないがジワジワとポジションを上げて、前のポジションにつけた。

 4コーナーで早めに仕掛ける。直線では早々に苦しくなった感じだが、最後まで粘り強く走っていた。

 

 差し馬が上位に多数来ている中、この馬は先行して早めに動いて粘っていたので、強みであるバテない脚は見せてくれた。動きが鈍かったのは休み明けの影響もあったかもしれない。

 長距離である菊花賞の舞台は合うと思うので狙いたい1頭

 

5着 ターキッシュパレス 牡3

富田騎手

 促して中団のポジション。

 4コーナーで進路が狭くなりポジションが下がった。

 直線はジリジリ伸びていた。

 

 フットーワークが大きいので長く脚を使うタイプか。

 

6着 エンデュミイオン 牡3

秋山真騎手

 ゲート内で壁にもたれて真っすぐ立てておらず、よろけるようにスタート。促して前のポジション。

 直線、早めに苦しくなったが最後までしぶとく走っていた。

 

 自己条件の2勝クラスなら。

 

7着 レクセランス 牡3

松山騎手

 出負け、挟まれてポジションを下げた。中団後方のポジション。

 4コーナーを回り切る前に手前が替わった影響か、加速にもたつくシーンがあった。

 直線、ジリジリ伸びていた。

 

9着 マンオブスピリット 牡3

M.デムーロ騎手

 出負け、進路が狭くなり後方のポジション。

3,4角外を回る。直線、良く伸びているが、内にもたれたり進路がスムースに確保できずロスがあった。

 

11着 ビターエンダー 牡3

吉田隼騎手

 前のポジション。

 4コーナーで手応えが悪そうで、直線でも伸びがなかった。

 

 休み明けの影響もあったかもしれないが、実力の割に少し負けすぎな感じはする。

  

 

まとめ 

 コントレイルが3冠に向けて前哨戦を圧勝。菊花賞ではどんな走りを見せてくれるんでしょうか。楽しみですね。

 

 コントレイル以外で菊花賞で楽しみだと思った馬は2頭。

  • 2着 ヴェルトライゼンデ
  • 4着 ディープボンド

ダービーの時からそう思っていた馬たちですが、今回の走りを見て再確認しました。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。