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セントウルS 2020 回顧 ダノンスマッシュ、G1に向け好発進!

 セントウルSが2020年9月13日に行われ、1番人気のダノンスマッシュが優勝しました。 

 重賞6勝目!そんなに勝っていたんですね。あとはG1のタイトルが欲しいところです。

 

この記事は、セントウルSの回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G2 セントウルSを振り返る

中京競馬場 Aコース 1200m 斤量:別定重量

レース展開

【馬場】良

【勝ち時計】1:07.9

【ペース】ハイ 上がり3F 34.9(11.4-11.6-11.9)

 ペースが速く、縦長の隊列で直線へ。ある程度時計が速かったので前も止まりづらく、追込馬にはきつい展開になった。

 

▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.com

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 ダノンスマッシュ 牡5

三浦騎手 57.0kg

 促して前へ。

 4コーナーで勢いをつけ直線へ。先頭に立って1頭になり、気を抜いた感じはあったがそれでも1馬身差つけた。完勝と言える。

 

 偶数・外枠でゲート内で待つ時間が少なく、スタートが決まったのが大きい。

 休み明けでもあったが、スタートが決まればこれぐらいのパフォーマンスは見せられる馬。スプリンターズSでもスタート次第で好勝負になるだろう

 

2着 メイショウグロッケ 牝6

浜中騎手 54.0kg

 好スタート、中団のポジション。1200mが初めてということもあり、前半はやや促しながらの追走だった。

直線、上り坂ではなかなか加速できなかったが、坂を上り切ると鋭い伸びを見せた。

 

前走から400mの距離短縮が刺激になったか。1200mの距離も合うのかもしれない。

 

3着 ミスターメロディ 牡5

北村友騎手 57.0kg

 好スタートを切り、好位のポジション。

 直線、ジリジリ伸びていたが勝ち馬との差は詰められなかった。

 

 直線で手前が替わるのが遅かったのが少し気になった。

 

4着 タイセイアベニール 牡5

松山騎手 56.0kg

 ゲート内での落ち着きがややなく、出遅れ。促して中団のポジションまで上がっていった。

 直線、最後まで良く伸びているが、前半で脚を使った分伸びきれなかったかなと思う。

 

 出遅れたにしては良く走っている。重賞なら勝てる力はありそう。

 

5着 ビアンフェ 牡3

藤岡佑騎手 54.0kg

 促して前へ。ムキにならずに走れていて、脚は溜められていた。

 直線、伸びてきたが、手前が替わらなかったこともあってか最後は脚が鈍った。

 

 G1で戦うにはまだ厳しいかもしれないが、重賞なら通用しそう。

 

6着 トゥラヴェスーラ 牡5

武豊騎手 56.0kg

 好スタートを切り、促して好位のポジション。

 直線、ジリジリ伸びていたが一押し足りず。

 

7着 クリノガウディー 牡4

森裕騎手 56.0kg

 出遅れ、中団後方のポジション。

 4コーナーで外からポジションを押し上げ、直線じわじわと差を詰めた。

 

 元はスタートが上手かった馬が出遅れ。肉体面か精神面かはわからないが苦しい所があるのかもしれない。

 

8着 ラヴィングアンサー 牡6

吉田隼騎手 56.0kg

 中団後方のポジション。

 4コーナーから瞬時に加速ができず、直線じわじわと差を詰めてきたが、時計が速かったせいか上位までは来られなかった。

 

9着 トウショウピスト 牡8

丸田騎手 56.0kg

 促して好位のポジション。

 直線、ジリジリと伸びた。

 

内柵沿いで、隣に馬がいても走れていた。OPクラスなら戦えるのではないだろうか。

 

10着 シヴァージ 牡5

岩田望騎手 56.0kg

 後方のポジション。

 直線、良い脚を使いかけたが、進路取りがスムースに行かず接触もあったのがもったいなかった。

 

 ポジションももう少し前を取りに行ってもよかったのかもしれない。

  

16着 ラブカンプー 牝5

斎藤騎手 54.0kg

 ゲートに最後に入ったが少し落ち着きがない。それでも好スタートを切り促して先頭を取りに行ったが、内にいたセイウンコウセイも譲らず2番手のポジション。先頭争いで脚を使った

 直線に向いた時点で余力がない感じ。

 

17着 セイウンコウセイ 牡7

幸騎手 57.0kg

 好スタートを切り、鞭を入れて先頭を取りに行った。ラブカンプーに競られ、先頭争いで脚を使った

 直線の上り坂で脚が鈍った。

 

 

まとめ 

 ダノンスマッシュの強さが目立ったレースでした。

 G1馬であるミスターメロディが全開の力を出せなかった印象なので、他のメンバーを見ると相手はそこまで強くありませんでした。なので、当然と言えば当然なのですが。

 

 ダノンスマッシュはスタートを決めれば、スプリンターズSでも好勝負できるでしょう。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。