この記事では、2020年4月18日・19日の
- 中山競馬場(4/19 皐月賞)
- 阪神競馬場(4/18 アーリントンC)
- 福島競馬場
の芝レースの馬場傾向を分析しています。
中山競馬場・芝コース(Bコース)
土曜日(4月18日)
全レース不良馬場で行われた。
水飛沫が飛ぶほど馬場に水分を含んでいてかなり時計が掛かった。
瞬発力が削がれる馬場で、中団から後ろの馬は差してきづらかった。
4コーナーから直線にかけては内を空けた方が良い。
明日は晴れ予報で気温もそれなりに上がるのでどこまで乾くかよく観察したい。
日曜日(4月19日) 皐月賞
5Rが重馬場、8R~12Rが稍重馬場で行われた。
時計は少し掛かる。パワー・持久力が必要な馬場。土曜日とは違い差しも決まる。
4コーナーの内はそこまで掘れておらず、通っても大丈夫だった。
直線は内でも走れなくはないが、馬場の綺麗な外を走った方が伸びる。
阪神競馬場・芝コース(Bコース)
土曜日(4月18日) アーリントンC
4R~9Rが重馬場、11Rが稍重馬場で行われた。
時計は標準~掛かり気味。道悪にしては時計は掛かっていなかった。
しかしペースが流れれば上がりが掛かり、パワーが必要な馬場。ペース次第で差しも決まる。
9R,11Rでは最内を通った馬が勝ち、馬場が内から乾いていったと考えられる。
日曜日(4月12日)
4Rが稍重馬場、6R以降は良馬場で行われた。
時計は標準的。良馬場には回復したが完全には乾いておらず、持久力も必要だった。
ペースが流れれば差しも決まる。
福島競馬場・芝コース(Aコース)
土曜日(4月18日)
2R~10Rが稍重馬場、12Rが重馬場で行われた。
雨でだんだん馬場が重くなり、時計が掛かるようになっていった。最終レースでは水飛沫が飛ぶほどになり、時計はかなり掛かっていた。
瞬発力が削がれる馬場で、ポジションが後ろすぎると苦しい。
日曜日(4月19日)
2R~7Rが不良馬場、10R以降が重馬場で行われた。
時計は掛かっていた。土曜日と同じく瞬発力が削がれる馬場で、差しは決まっていたがあんまり後方からだと差を詰め切れない。
だんだんと4コーナーの内が荒れてきて路盤の土が掘れるようになってきた。今週はまだ内を空けてはいなかった。
来週に向けて
中山と阪神は今週で開催が終了。福島はまだ開催が続きます。
福島は土日とも道悪で競馬が行われたので、馬場が荒れました。通ったら伸びなくなる部分も出てくる可能性があるので、レースを見て見極めたいです。
▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。