競馬を推理する

刑事ドラマ好きな男が競馬を考察するブログです

2020年5月2~3日の馬場傾向分析(芝) NHKマイルCに向けて

この記事では、2020年5月2日・3日の

  • 東京競馬場(5/2 青葉賞)
  • 京都競馬場(5/3 天皇賞(春))
  • 福島競馬場

の芝レースの馬場傾向を分析しています。

 

最後に、まとめとして来週に向けて注目すべき点を書いています。

来週は東京でNHKマイルCが行われます。

 

 

東京競馬場・芝コース(Aコース

Aコース2週目。金曜日に散水。

土曜日(5月2日)青葉賞

 全レース良馬場で行われた。

3歳1勝クラス1600mで1:32.1、青葉賞で2:23.0(レースレコード)とかなり速い時計が出た。レースの上がり3Fが33秒台、上がり最速が32秒台の馬もいた。高速馬場で時計が速く前が止まらない

差し馬は、直線に向いた時に前との差を詰めておかないと届かない。先週と同じく追込は苦しいが、理由は違い前が止まらないから。

 

先週は風の影響があったが、今日はない様子だった。その証拠に直線のスピードも出ていた。

 

レース後に散水が行われた。

  

日曜日(5月3日) 

全レース良馬場で行われた。

スローペースが多く、勝ち時計はそれほど速くはなかったが、土曜日に引き続き速い馬場

レースの上がり3Fが33秒台だったのが6レース中4つ、上がり最速タイムが32秒台のレースが3つと高速馬場であることは間違いない

 

前が止まりづらいのは変わりないが、瞬発力が出走メンバーの中で抜けて優れていれば差してくることも可能。ただ、直線を向いた時に前と離されすぎていると難しい。

逆に先行馬は早めに加速してリードを広げたい。

 

 

(比較用メモ)

7R1勝1600 1:33.3 上がり33.7(11.1-11.1-11.5) S(4F +1.2)道中12秒台はなし 上がり最速32.8

 

 

京都競馬場・芝コース(Cコース

Cコース2週目。金曜日に散水。

土曜日(5月2日) 

 全レース良馬場で行われた。

時計は速め。レースの上がり3Fが33秒台のレースもあった。

内回りは馬場もいい分、前は止まりづらい感じもするが差しも効く

外回りは結構差しが決まっていて、下級条件ではペースが流れれば差し優勢になるレースもあった。

脚質による有利不利はそれほどない感じ

 

天皇賞・春も脚質によって偏りはでないと思われる。内をロスなく回って来たい

 

レース後に散水が行われた。

 

 

(比較用メモ) 

 7R1勝1600 1:33.1 上がり35.8(11.7-11.9-12.2) H  前が早め押し切り狙うも差し決まる

 

日曜日(5月3日) 天皇賞(春)

全レース良馬場で行われた。

時計は標準~速め。上がり最速が32秒台のレースもあったが、どうも差しが決まる印象で、パワーが要る馬場なのかなと思った。やや差し優勢

雨も降ってないのになぜ?と思ったが、理由としては土曜日のレース後に散水の影響が残ったのではないかと推測した。今日は気温は20℃を超えたが日差しがなかったためあまり乾かなかったか。

 

直線は内も悪くないのだが、外の方が伸びる感じもあり差し馬は外を走りたい

  

 

福島競馬場・芝コース(Bコース

開催4週目(最終週)、Bコース2週目。金曜日に散水。

土曜日(5月2日)

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準。ペース次第・展開次第で差しが決まる。脚質による有利不利はなさそう

 

4コーナーから直線にかけて内側が荒れていて、通っても大丈夫そうだが、馬場の綺麗な外側の方が若干伸びやすい感じもした。

 

 

(比較用メモ)

7R1勝1800 1:49.6 上がり34.9(11.8-11.4-11.7) S(5F +1.5)

12R1勝1200 1:09.3 上がり35.1(11.7-11.6-11.8) H(3F -0.5)

 

日曜日(5月3日)

全レース良馬場で行われた。

時計は標準。傾向は土曜日と同様で、ペース次第・展開次第で差しが決まる。脚質による有利不利はなさそう

 

4コーナーから直線にかけて内側に荒れた部分があり、そこを避けるレースもいくつかあった。

直線、内側も悪くはないが、馬場が荒れていない真ん中より外の方が伸びる感じ

 

 

(比較用メモ)

8R1勝1200 1:08.8 上がり35.5(11.2-11.8-12.5) H(3F -1.1)内開けた

10R1勝2000 2:02.3 上がり35.5(11.9-11.5-12.1) S(5F +2.0) 残5Fから流れた かなり内開けた

 

 

来週に向けて

東京は、高速馬場で時計が速く、前が止まりづらい馬場。ただ、瞬発力も活きる馬場で差しが決まる時もある。

先行馬は早めにリードを広げたく、差し馬は直線に向く時には前との差を詰めておきたい。

 

NHKマイルCでも基本的には先行馬を買いたいが、3歳馬にとってはまだ東京の1600mはタフなコースなので、ペースが速すぎると前が止まる可能性もある。その点に注意して予想したい。

 

 

京都は、時計は速いが差しも決まるフェアな馬場。

ただ日曜日は散水の影響が残ったのか、土曜日よりもやや時計が掛かり差し優勢な感じ。直線も外が伸びる。

日曜日は特殊だったと思うので、土曜日の傾向を頭に入れて来週に備えたい。

 

 

 

▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.hatenablog.com

 

▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。