こちらは天皇賞(春)を復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 天皇賞(春)を振り返る
京都競馬場 芝 3200m 外回り / 斤量:定量
レース展開
【馬場】稍重
【勝ち時計】3:16.1
【ペース】スロー
前半は速くなったが、後半はペースがかなり落ち全体的にはスローペース
- 200m毎のラップタイム 12.3-10.8-11.9-12.1-12.6-12.0-12.0-12.6-12.8-12.9-13.3-13.2-12.3-11.9-11.5-11.9
- ラスト600m 35.3
前半1600m 1:36.3 - 後半1600m 1:39.8
- 何が何でも先頭を取りたいアフリカンゴールドが外枠だった & 下り坂を迎えたため、最初の600mが速くなった
- 1周目直線でアフリカンはペースを落とそうとしたが、2番手のタイトルホルダーは落とさなかった
- 1コーナー以降はガクッとペースが落ちた
- 2周目3コーナーでアイアンバローズが早めにスパートしペースが再び速くなりだした
全体的にはスローペースだったが、先行集団はポジション争いが激しく厳しい展開になった。
▼当日の馬場傾向▼
【京都】Aコース4日目
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2023年4月30日
一日中稍重
時計🕰やや速い(〜速い)
ポジションによる有利不利🔢
🙂やや先行有利
ややインコース有利
・水分を含んだせいで昨日程ではないが、瞬発力も活きるのでスローでも差し馬にもチャンスあり
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ジャスティンパレス 牡4
ルメール騎手 58.0kg
- 結構促していたがペースが速く中団前方のポジションに
- 3,4コーナーでスムーズにスピードに乗り、直線でも反応よく加速し良い脚。後続突き放し完勝だった
メモ)
- パドック。前走より落ち着いているように見えた。雰囲気〇
2着 ディープボンド 牡6
和田竜騎手 58.0kg
- 好スタート。中団前方のポジション
- 1,2コーナーでアイアンバローズがポジションを上げた時にこの馬も少しポジションを上げた
- 4コーナーで早めにスパートし長く良い脚使ったが、勝ち馬には簡単にかわされてしまった。瞬発力の違いが出たか
-10kgは前走体に余裕があった分が取れたのだろう。体の動きを見てもコンディションは上がっていた。
メモ)
- パドック。速歩のシーンしか見られなかったが、前走(阪神大賞典)時に感じた動きの硬さはないようだった
- 最終追い切り。前走時よりラップはやや遅いが、直線は動き重い。馬場状態が重なのが原因か
3着 シルヴァーソニック 牡7
レーン騎手 58.0kg
- ゲート最後入れ。中団後方のポジション
- 1周目下り坂で力んだ
- 4コーナーで勢いをつけて直線へ
- 良く伸びたが勝ち馬との差は詰まらなかった
メモ)
リング系のハミ
- パドック。四肢の動きはやや硬め?
4着 ブレークアップ 牡5
松山騎手 58.0kg
- 中団後方のポジション
- 1周目直線でボルドグフーシュがポジションを上げてきた所で少し内にヨレるような場面。3コーナーでも同じような場面があった
- 直線ジリジリ伸びた
他馬を気にするというか、気の小さい所がある?
メモ)
リング系のハミ。前走つけていたメンコは外した
5着 マテンロウレオ 牡4
横山典騎手 58.0kg
- 中団のポジション
- 1周目直線で馬郡の中へ入れた
- 直線反応よく加速したが一瞬しか使えず。他馬に並ばれもう一頑張り
メモ)
- パドック。引き手2人
- 調教。馬場が悪いのかあまり動けず
6着 ボルドグフーシュ 牡4
川田騎手 58.0kg
- やや内にヨレ出負け。促したがダッシュがつかず後方のポジション
- 1周目直線でポジション上げた
- 4コーナーでペースが上がった所での反応よくない
- 直線半ばから徐々に失速していった
メモ)
メンコ
- パドック。後肢の踏み込みは有馬記念の時より力強さが増した感じで良いが、前肢の動きが硬く見える
- 調教。前走までより機敏さが増した感じ
- フォトパドック。筋肉の張りは前走(阪神大賞典)の方がよく見える
7着 エンドロール 牡4
永野騎手 58.0kg
- スタートで外にヨレた。後方のポジション
- コーナリングで膨らむ場面が多く見られた
- 直線よく伸びたが上位争いには加われず
メモ)
クロス鼻革、チークピーシーズ、舌縛り
- パドック。引き手2人
8着 サンレイポケット 牡8
M.デムーロ騎手 58.0kg
- 出負け。後方のポジション
- 向正面で馬郡との差を詰めた
- 4コーナーの反応あまりよくない
- 直線、他馬に並ばれ一頑張りした
機種「3,4コーナーで内にモタれた」
メモ)
- パドック。引き手2人
9着 ディアスティマ 牡6
北村友騎手 58.0kg
- ゲートが開く直前に首を振ってしまいスタートで躓いた。促して好位のポジションへ
- 2周目3,4コーナーで前にいた馬が下がってきてブレーキをかける場面
- 直線スピードは維持していたがギアが上がらず上位とは差をつけられた
課題の力む所はなく折り合って走れていたので、スムーズに走れていればもう少し上位に来られていたかもしれない。
メモ)
ブリンカー、リング系のハミ
- パドック。動き柔軟で力強さもあり好印象
10着 ヒュミドール せ7
武豊騎手 58.0kg
- 中団後方のポジション
- 2周目3,4コーナーで前にいた馬が下がってきてブレーキ。動き遅れた
- 直線脚は使っていた
スムーズにいけばもう少し上位に来られていた。
11着 アスクビクターモア 牡4
横山武騎手 58.0kg
- 出負け。促すとダッシュよく前のポジションへ。アイアンバローズもタイトルホルダーの近くのポジションを狙っていたため、少し手間取ったしスピードに乗りすぎた感じも
- 1コーナーあたりまでは力みがあった
- 直線では反応がなかった
メモ)
舌縛り
- パドック。速歩になるシーン
- フォトパドック。肩周りの筋肉増した感じ
12着 メロディーレーン 牝7
幸騎手 56.0kg
- 中団後方のポジションにつけるのにも結構促していた
- 2コーナーで進路がなくなる不利。減速せざるを得なかった
- ペースが上がってから追走が苦しくなった
- 直線徐々に後退していった
メモ)
- パドック。最後方歩いた。速歩でテンションも高そう
13着 アイアンバローズ 牡6
坂井騎手 58.0kg
- 好スタート。促して前のポジションへ。タイトルホルダーの傍を狙っていたがペースが速く取れず
- 1コーナーで一つポジションを上げた
- 3コーナーから徐々にスパートをかけたが、直線では余力が残っていなかった
メモ)
メンコ
- パドック。引き手2人。背中を柔軟に使えていて調子は良さそう
14着 ディープモンスター 牡5
浜中騎手 58.0kg
- 促すとダッシュよく前のポジションへ
- 1コーナーあたりまで掛かり気味
- 直線に入る前に苦しくなったか
メモ)
リング系のハミ
- 調教。内容軽めだがスピード能力がありそうに感じた
15着 トーセンカンビーナ 牡7
岩田望騎手 58.0kg
- すぐにダッシュがつかず後方のポジション。促して馬郡に追いついた
- 4コーナーで躓いた感じで後退していった
競走中に怪我していたと発表があった。
メモ)
メンコ
競争中止 タイトルホルダー 牡5
横山和騎手 58.0kg
- 他に速い馬がいて、促して促して先頭へ。アフリカンゴールドはそれ以上に行ったため先頭は譲った
- 1周目の直線に入っても前進気勢が強く、ペースを落とそうとしたアフリカンには付き合わずスピードは維持、1コーナー辺りで先頭に立った。先頭に立つと力みは取れた
- だが、その後はアイアンバローズにピッタリとマークされた。3コーナーで先頭を奪われ、下り坂で走りが乱れた
メモ)
クロス鼻革、メンコ
- 返し馬。前肢の動きが硬いと言うか、ぎこちないと言うか... ⇒ ゲート裏の歩きでは硬さ感じず。返し馬の後、ほぐしていたという話
- 調教。直線は前走までと違い、追わずに抑えて行き過ぎないようにしていた。そのせいか有馬記念・日経賞と感じていた前肢の硬さはなくなった
競争中止 アフリカンゴールド せ8
国分恭騎手 58.0kg
- ダッシュがつくまで少し時間が掛かったが、促して促して先頭へ
- 1周目の直線でペースを落とそうとしたが、タイトルホルダーがそうさせず先頭を奪われた
- 1コーナーで後退していった
心房細動を発症していたと発表があった。
メモ)
ブリンカー(アルゼンチン共和国杯以来)、リング系のハミ、メンコ
- パドック。四肢の動きやや硬め
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。