高松宮記念が2021年3月28日に行われ、2番人気のダノンスマッシュが優勝しました。
この記事は、高松宮記念の回顧で、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 高松宮記念を振り返る
中京競馬場(Bコース) 1200m 定量重量
レース展開
【馬場】重
【勝ち時計】1:09.2
【5着までの脚質(ポジション)】差-好差-差(内)-差-逃
【ペース】ハイ(34.1-35.1 -1.0) 上がり 35.1(11.5-11.6-12.0)
雨が降り続き馬場の悪くなると、内側の馬場が悪くなり外が伸びる馬場に変化していったように感じた。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ダノンスマッシュ 牡6
川田騎手 57.0kg
ゲート内の落ち着きは怪しい所があったが、五分にスタートを切り中団のポジション。
直線一瞬進路がなくなったが、しぶとく脚を使い勝ち切った。
昨年の高松宮記念では重馬場を苦にしていたが、今年は外枠で馬場の比較的綺麗な外側を通れたことでこなすことができたか。
2着 レシステンシア 牝4
浜中騎手 55.0kg
軽く促して内の様子を見ながら好位のポジション。
最後までスピードを持続させた。
初めての1200mでも問題なく走れた。
3着 インディチャンプ 牡6
福永騎手 57.0kg
跳ねるようなスタートだったが、促して中団のポジション。
直線、伸びづらい内を通っても良い脚で伸びたが、最後先頭に立つ形になると気を抜く面を見せていた。
初めての重馬場でもバランスを崩すことなく走っていて、不利な内側を通っても上位争いに加わったことを見ると、重い馬場は得意なように感じた。
4着 トゥラヴェスーラ 牡6
鮫島駿騎手 57.0kg
中団のポジション。
直線良く伸びて上位馬に迫った。
G1では力が足りないと思っていただけに、ここまで走れるとは驚いた。
折り合いをつけ、上手く脚を溜められれば末脚はいいものを持っている。
5着 モズスーパーフレア 牝6
松若騎手 55.0kg
好スタートを切り、ダッシュよく先頭へ。数歩で先頭争いを決めてしまうスタートダッシュの速さは驚異的だった。
馬場が荒れたコーナーでつんのめって走っていた。
直線、しぶとく粘っていたが最後に少し苦しくなったか。
昨年の高松宮記念もそうだったが、ひどい道悪になるとバランスを崩してしまう。綺麗でスピードの出る馬場がベストで、秋のスプリンターズSの舞台はドンピシャ。
6着 サウンドキアラ 牝6
松山騎手 55.0kg
スタートで少し躓いたが、促して好位のポジション。
直線苦しくなりながらもしぶとく伸びた。
7着 エイティーンガール 牝5
酒井騎手 55.0kg
ダッシュがつかず後方のポジション。
直線、良く伸びたが上位争いまでは加われなかった。
8着 マルターズディオサ 牝4
田辺騎手 55.0kg
後方のポジション。
掛かって3コーナーでポジションを上げた。コーナーでは力が外に逃げる感じだった。
直線ジワジワと差を詰めた。
まずは落ち着いて走れるようになりたい。
9着 セイウンコウセイ 牡8
幸騎手 57.0kg
促して前へ。
外を回ったこともあってか、コーナーで少し力が外に逃げるような走りになった。
直線半ばで苦しくなった。
10着 ミッキーブリランテ 牡5
和田竜騎手 57.0kg
出遅れ。中団後方のポジション。
直線伸びてはいるが上位との差を詰められなかった。
11着 ダイメイフジ 牡7
菱田騎手 57.0kg
ペースについていけず後方のポジション。
直線もなかなか加速できない感じだったが、坂を上ってから脚を使った。
12着 ダノンファンタジー 牝5
藤岡佑騎手 55.0kg
ゲート内で少し落ち着きがなかったが、良いスタートを切った。促して前へ。
終始促しながらの追走になった。
直線半ばで苦しくなった。
バランスを崩している感じはなかったが道悪はマイナスか。レコードタイムで勝ったことがあるようにスピードが出る馬場の方が良さそう。
13着 アストラエンブレム せ8
杉原騎手 57.0kg
スタートで躓き後方のポジション。
馬場の荒れた内を通りつんのめって走っていた。
直線、脚を使えず。
14着 ラウダシオン 牡4
M.デムーロ騎手 57.0kg
促して前へ。
前半力んで走っていた。
直線伸びがなく失速。
15着 カツジ 牡6
中井騎手 57.0kg
促して好位のポジション。
直線、少しつんのめって走っている感じで、半ばで失速。
16着 アウィルアウェイ 牝5
吉田隼騎手 55.0kg
ゲート内で落ち着きがない感じで、跳ねるようなスタートで出遅れ。後方のポジション。
直線、伸びがなかった。
17着 ライトオンキュー 牡6
横山典騎手 57.0kg
好スタート、促して好位のポジション。
直線半ばで失速していった。
レース中に鼻出血を発症していたらしく、その影響はあっただろう。
18着 レッドアンシェル 牡7
池添騎手 57.0kg
促して好位のポジション。
若干力んで走っているようで、空回りしている感じを受けた。
直線、上り坂を迎えると失速していった。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。