こちらは菊花賞を復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 菊花賞を振り返る
阪神競馬場 芝 3000m 内回り / 3歳
レース展開
【馬場】良
【勝ち時計】3:02.4(レコードタイム更新)
【ペース】ミドル~ハイ ラスト600m 37.0(11.9-12.2-12.9)
- 1200m通過までペースが緩まず序盤はハイペース
- 緩んだのはその後の600mだけ
- 持久力が求められる展開になった
▼当日の馬場傾向▼
【阪神】Aコース7日目
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2022年10月23日
時計🕰やや速い(〜速い)
・極端に速い馬場な印象はなかったが、3000mでレコード更新。菊花賞のレベルが高かったという事か。
ポジションによる有利不利:なし
📝インコース荒れてきた?
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 アスクビクターモア 牡3
田辺騎手 57.0kg
- 促して前のポジションへ
- ハイペースになったため、課題の折り合いはついていた
- 2周目3コーナー手前からじわじわと自らペースを上げた
- 直線、上り坂で勢いは鈍ったが後続の追い上げを凌ぎきった
差し馬が上位を占めるような展開を先行して勝ち切るのだから強い内容だった。
個人的には、ペースがそれほど上がらずに折り合いに苦労する見立てだったのでセイウンハーデスの動きに助けられた面はあったと思う。
ただ、折り合いがつけば長距離でも走りきれるスタミナがあることは証明した。
メモ)
パドック。首を上下に振るなどテンションは高め。ゲート裏で待機している時にも同じような感じだったが、全体的に我慢はできていた。
2着 ボルドグフーシュ 牡3
吉田隼騎手 57.0kg
- 出負け。促して中団後方のポジション
- 2周目向正目で中団までポジション上げた
- 4コーナーで強引に進路をこじ開けて外を回る
- 直線、手応え的には苦しい感じだがジャスティンパレスと競る形でしぶとく伸びた
3着 ジャスティンパレス 牡3
鮫島駿騎手 57.0kg
- 好スタート。外枠から馬群の中に入れ、促して中団前方のポジション
- 2周目3コーナーでペースが上がった時に瞬時に加速できない所があった ➡ストライドが大きいからか
- 4コーナーで進路がなくなり少しブレーキをかけるシーンがあった
- 直線では頭が上がり苦しい感じだが、上位馬に食らいついてしぶとく走り切った
気持ちで走り切ったように見えた。能力の高さも示した。
4着 ドゥラドーレス 牡3
横山武騎手 57.0kg
- ゲート内真っすぐ立っていない。出遅れ。促すとダッシュはすぐについた。中団後方のポジション
- 序盤力み気味
- 2周目3,4コーナーで外を回ってじわじわとスパートをかけたが、4コーナーで他馬にぶつけられ外に振られる不利があった
- 直線、じりじり伸びていたが、上り坂あたりで苦しくなった
能力の高さ示した。
5着 シホノスペランツァ 牡3
浜中騎手 57.0kg
- 後方のポジション
- 内柵沿いをコースロスなく回って来た
- 直線ジリジリ伸びたが、最後は勢い鈍った
6着 ヤマニンゼスト 牡3
武豊騎手 57.0kg
- ゲート内真っすぐ立っていないが好スタート。中団後方のポジション
- 2周目4コーナーで前の馬がフラフラしていてスムーズに加速できず
- 直線ジリジリ伸びたが、上り坂あたりで勢い鈍った
7着 プラダリア 牡3
池添騎手 57.0kg
- 中団のポジション
- 2周目3,4コーナーで後退してくる馬をかわすのに、動きたい時に動けなかったり、4コーナーで外を回る事になってしまった
- 直線、ジリジリ伸びたが、上り坂辺りで苦しくなった
8着 ガイアフォース 牡3
松山騎手 57.0kg
- 出負け。すぐにダッシュがつかない。中団前方のポジション
- 序盤力み気味
- 2周目4コーナーで動きたい時に進路がなく動けないシーンがあったにしても、直線は伸びがなく苦しくなってしまった
メモ)
- 調教。終いの反応鈍い
9着 アスクワイルドモア 牡3
岩田望騎手 57.0kg
- ゲート内落ち着きなく出遅れ。中団後方のポジション
- 2周目3,4コーナーでペースが上がった時にややついていけない感じ
- 直線半ばで苦しくなった
10着 シェルビーズアイ 牡3
松田騎手 57.0kg
- 促したが中団のポジション
- 序盤力み気味
- 直線半ばで苦しくなった
11着 セレシオン 牡3
福永騎手 57.0kg
- 中団前方のポジション。1周目3,4コーナーで一つポジションを上げた
- 2周目の向正面。フェーングロッテンが動いてきた所で動いた。かわされて嫌気が差さないようにか。ここで左にもたれる癖も出ていた
- 4コーナーで苦しくなった
- 終始外を回った
12着 ヴェローナシチー 牡3
川田騎手 57.0kg
- 出遅れ。ダッシュもつかず後方のポジション
- 全体的に進みが悪い感じ
- 2周目向正目で前との差を詰めた
- 4コーナーの手応えは良さそうだったが、直線では苦しくなった
13着 ビーアストニッシド 牡3
岩田康騎手 57.0kg
- 促して前のポジション
- 前進気勢が強い中でも折り合ってはいた
- 2周目4コーナーから少しずつ苦しくなっていった
14着 ディナースタ 牡3
横山和騎手 57.0kg
- 促して前へ、もう一段階促してアスクビクターモアの直後のポジションを取りに行った
- 2周目3コーナーで他馬が早めにスパートをかけてきて動かされた
- 4コーナーで苦しくなった
メモ)
パドック。後肢の踏み込みが他馬に比べてかなり深い(可動域が広い)。
15着 フェーングロッテン 牡3
松若騎手 57.0kg
- ゲートを少し斜めに出てスタートが上手く決まらず。中団のポジション
- 序盤掛かった
- 2コーナーでじわじわ動いていったがペースが上がり自分で動いていくのは断念
- 4コーナーで苦しくなった所で他馬に体をぶつけられる不利があり万事休す
- 終始外を回った
16着 ポッドボレット 牡3
坂井騎手 57.0kg
- 促して好位のポジション
- 2周目3コーナーで他馬に抜かされ馬群の中に入ってから徐々に後退していった
騎手のコメントを見ると、馬群で揉まれるのが苦手な模様。
17着 セイウンハーデス 牡3
幸騎手 57.0kg
- 好スタート・好ダッシュ、先頭へ。先頭に立ってからも促していたので、後続を離していく作戦だったか
- 1周目の直線に入る辺りまでは掛かり気味だった
- 2周目3コーナーで手応えが悪くなり出し、徐々に後退していった
初めてブリンカーを着けての出走。これまでは先頭に立つと自らブレーキをかけていたので、走りに前向きにさせる効果は出ていた。
丹内騎手 57.0kg
- 出遅れ。後方のポジション
- 2周目向正面でムチが入り、3,4コーナーでついていけなくなった
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。