こちらは天皇賞(秋)を復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 天皇賞(秋)を振り返る
レース展開
【馬場】良
【勝ち時計】1:57.5
【ペース】ハイ ラスト600m 36.7(11.6-12.4-12.7)
- パンサラッサが後続を大きく離す逃げ
- 残り600m時点でパンサラッサと2番手の差は3秒程。後続はスローペース
- 2番手以下のラスト600mは33.6ぐらいか。瞬発力比べになった
個人的には2番手以下もミドルペースぐらいでいくと思っていたので、そこは誤算だった。ジャックドールの動きを読み違えた。後述するが、コンディションを考えて強気には動けなかったと推察する。
▼当日の馬場傾向▼
10/30(日) 芝コース馬場分析(復習用)#yanfebaba
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2022年10月30日
【東京】⚠️Bコース2日目
時計🕰速い
ポジションによる有利不利:
🙂やや先行有利
ややインコース有利
・瞬発力が活きる馬場なので差し馬にもチャンスあり。
傾向は昨日と同じ。
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 イクイノックス 牡3
ルメール騎手 56.0kg
- ゲート内やや落ち着きない。中団のポジション
- 力みかけたがすぐに折り合った
- 直線、反応良く加速して良い脚。手前を替え、残り100mぐらいからもう一伸び
2kg斤量が軽かったとは言えよく差し切った。
メモ)
パドック。まだ後肢の踏み込みなどに良化余地はありそうだが、全身を柔らかく使った歩きは好感。背腰も上手く連動している。コンディションは良さそう。
2着 パンサラッサ 牡5
吉田豊騎手 58.0kg
- ゲートをやや斜めに出た。促して先頭へ。すんなり先頭に立ったが、ノースブリッジが勢いよく来たため再度促して先頭を譲らなかった
- ペースを落とさず大きなリードをとって直線へ
- 直線半ばで苦しくなったがそこから急失速しないしぶとさがこの馬の強み。だが残り100mぐらいで失速してしまった
前2戦よりはスタートダッシュはついていたように思う。
マークが薄くこの馬の力はすべて発揮できたし、すごくレースを盛り上げてくれた。
直線の短いコースの方が合う。
メモ)
調教。追ってからの反応・キレ〇。矢作調教師曰く、まだ良化余地あり(追い切り直後の会見時点)。
➡レース後には、涼しくなってコンディションが上がっていた旨のコメントが出ていた。
3着 ダノンベルーガ 牡3
川田騎手 56.0kg
- 中団後方のポジション
- 道中で少し促している感じあった
- 直線、反応良く長く良い脚使った
メモ)
後肢の踏み込みはまだ良化余地がありそう。いわゆる緩い?
4着 ジャックドール 牡4
藤岡佑騎手 58.0kg
- 好スタートを切ったが、パンサラッサにプレッシャーをかけることなく譲るような感じ。折り合い気にした?それともポジション争いを見越して無理しなかった? ➡レース後のコメントを見ると後者だった模様
- 4コーナーから徐々にスパートをかけた
- 直線、この馬なりにギアは上げたが、残り150mあたりで勢い鈍った
持ち時計からしたらもっと走れてもいいと思うので、調教の動きを鑑みてもコンディションは絶好調とはいかなかったか。
メモ)
調教。反応鈍い?
5着 シャフリヤール 牡4
C.デムーロ騎手 58.0kg
- 促して好位のポジションへ
- やや力んでいる感じもあったが折り合いはついていた
- 直線、頭が上がってしまいギアが上がらず、ジリジリとした伸びになった
コンディションは良く見えたから直線脚を使い切れなかったのは意外だった。テンションはやや高かったと思うが、体力を大幅に消耗してしまうような雰囲気ではなかったし...。
もしかしたらダービーの時のように脚を溜める競馬の方が合っている可能性もある。
気持ちの面で頑張れなかった可能性も。
メモ)
パドック。時折速歩に。
返し馬。弾む走りでバネを感じる。コンディション良さそう。ただ少し力みがあった。
ゲート裏でも時折速歩に。
6着 カラテ 牡6
菅原騎手 58.0kg
- 中団前方のポジション
- 直線、脚は使っていたが、半ばあたりからジリジリとした伸びになった
瞬発力比べでは分が悪いがよく頑張っている。
メモ)
- 調教。少し動き重い?
7着 マリアエレーナ 牝4
松山騎手 56.0kg
- 好スタート。好位のポジション
- 向正面に入り、ノースブリッジが前に入ってきて手綱を大きく引いた。内柵にぶつかりそうになる不利があった
- 直線、脚は使っていたが、残り150mぐらいで勢いが鈍った
前走のようにペースが流れてくれた方がこの馬のスピードの持続力が活きる。
今回のコースも直線に坂があり、トップレベルではパワーでは劣るかなという印象。
8着 ユーバーレーベン 牝4
M.デムーロ騎手 56.0kg
- 後方のポジション
- 4コーナーでじわじわ前との差を詰めた
- 直線、加速まで少し時間がかかったが、坂上では差を詰めてきていた
メモ)
パドック。コンディション良さそう。
9着 ジオグリフ 牡3
福永騎手 56.0kg
- ゲート内やや落ち着きない。中団前方のポジション
- 序盤力んだ
- 直線、頭が上がり伸びがない
前走比+14kgでもコンディションはよかったと騎手。
10着 アブレイズ 牝5
マーカンド騎手 56.0kg
- 促して中団前方のポジション
- 促して行ったぶん少し力んだ
- 4コーナーで早めにスピードに乗せていった
- 直線、徐々に勢いが鈍っていった
11着 ノースブリッジ 牡4
岩田康騎手 58.0kg
- 促して前のポジションへ。掛かり気味に先頭近くまで行った
- 向正面に入った所で折り合いをつけようとしたところ、大きく内によれた
- 直線、伸びが悪く、残り150mぐらいから失速していった。頭が上がったフォームで苦しくなったのかなと思う
メモ)
返し馬終わった後にムチを入れていたり、ゲート裏で素手でお尻を叩いたりしていた。馬に気合をいれていた?
↓
後に敗因について調教師が語った所によると
「毎日王冠で出し切ったエネルギーを中2週では補充し切れなかった」
とのこと。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=220035
12着 カデナ 牡8
三浦騎手 58.0kg
- 出遅れ。後方のポジション
- 直線、一瞬は良い脚使ったがあとはジリジリとした伸びになった
13着 ポタジェ 牡5
吉田隼騎手 58.0kg
- ゲートを斜めに出た。中団後方のポジション
- 直線、ジリジリ伸びたが瞬発力勝負では分が悪い
14着 レッドガラン 牡7
横山和騎手 58.0kg
- ゲート内でジッとしていられず出負け。後方のポジション
- 直線、伸びる雰囲気はあったが坂で勢い鈍った
メモ)
パドック、ゲート裏で時折速歩に。
15着 バビット 牡5
横山典騎手 58.0kg
- ゲートを斜めに出た。前のポジション。ダッシュ力〇
- 大逃げしたパンサラッサにはついていかず。折り合いもすぐについた
- 直線に入る前から早めにスパートをかけていったが、直線半ばから徐々に失速していった
スピードはありそうだが、時計は掛かった方がいいタイプかもしれない。
メモ)
パドック。全身を柔らかく使った歩きは好感。
返し馬終わったあたりから時折速歩になっている姿が見られた。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。