競馬を推理する

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有馬記念 2021 レース考察 エフフォーリア3歳でG1・3勝目!

この記事は、有馬記念を復習するためのものです。

今後馬券を当てるために、レースを推理して次走以降狙える馬を探していきましょう!

 

有馬記念

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G1 有馬記念を振り返る

中山競馬場 2500m 内回り 定量重量

レース展開

【馬場】良

【勝ち時計】2:32.0

【ペース】ミドル 上がり 36.7(12.2-12.0-12.5

  • タイトルホルダーがパンサラッサにプレッシャーをかけにいったため、序盤はハイペースになった。
  • 1・2コーナーで少しペースが緩んだが、またすぐにペースは流れたのでほとんど緩むところがない持久力がより求められるペースになった。
  • 逃げ馬が少し後続を離す展開になったが、2番手以下も残り5Fからのロングスパートになり、同様に持久力が求められるペースだった。

 

▼当日の馬場傾向▼

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 エフフォーリア 牡3

横山武騎手 55.0kg

ゲート内で落ち着きがない感じ。中団のポジション。

3,4コーナーでクロノジェネシスの進路を上手くブロックしながら外を回ってきて、騎手の合図に反応良く加速、直線の上り坂も苦にせず長く良い脚を使った。

 

力強い走りをする馬だなと改めて感じた。あまりスピードが出ているように見えないがいつも良い脚を使っている。

来年どんなパフォーマンスを見せてくれるかが楽しみ。

 

2着 ディープボンド 牡4

和田竜騎手 57.0kg

好スタート。促して好位のポジション。

終始やや促しながらの追走になったが、元々そういう所がある馬。

内から器用に回ってきて最後までしぶとく伸び続けた。勝ち馬は外を回って来たので相手の方が上手だった。

 

スタミナ豊富なこの馬向きのレース展開になった。

ストライドが大きく、小回りの中山コースの適性を心配していたが今日ぐらい時計が掛かる馬場なら問題なくこなせる模様。

それと、フォワ賞の時に瞬発力がついたと感じた。走りが成長したことも器用さが増した要因かもしれない。

 

今後の課題は時計の速い馬場になった時に対応できるか

 

3着 クロノジェネシス 牝5

ルメール騎手 55.0kg

好スタート。中団前方のポジション。

3,4コーナーでエフフォーリアに先に動かれ、前にいた馬が下がってきてワンテンポ動き遅れた

直線、ジワジワ差を詰めた。

 

勝ち馬に進路を上手くブロックされてしまったし、もっと調子がいい時のクロノジェネシスなら差し切れていてもおかしくなかったと思う。

調子が悪かったとは思わないが、陣営から物足りない旨のコメントが出ていたのでそういう状態でも上位争いを演じるのだからさすがだなと思った。

 

4着 ステラヴェローチェ 牡3

M.デムーロ騎手 55.0kg

ゲート内で落ち着きがなく出遅れ。中団後方のポジション。

2周目3コーナーでアカイイトが外から上がって来たタイミングで自身も大外を回ってスパート。直線は苦しくなりながらもしぶとく走り切った。

 

5着 タイトルホルダー 牡3

横山和騎手 55.0kg

好スタートを切り、促して前のポジションへ。外枠だったので前にいくのに少し脚を使った

折り合いはついていたが若干力みがあるように見えた

2周目3コーナー手前からスパートをかけ、直線に向く前に先頭に。粘っていたが坂を上りきったあたりで勢いが鈍った。

 

4コーナーで先頭に立った時に気を抜いたのか顔がスタンドの方に向いていた

また、直線で手前が替わっていなかった菊花賞の時も直線に入ってからすぐには替わっていなかった。

 

先頭ともう少し距離が離れていれば力みは取れたかもしれない。やはり他馬が近くにいると力んでしまうようなので、現状は逃げる形に持ち込みたい

今日の走りで課題が多く見つかったように思うがまだ3歳。1つずつ克服してタイトルを積み重ねていってほしい。

 

6着 アリストテレス 牡4

武豊騎手 57.0kg

出負け。後方のポジション。折り合いに専念した感じ。

序盤掛かり気味だった。

最後は苦しくなったが、他馬と並ぶと負けん気を見せて頑張っていた。

 

後方から競馬したのは騎手の判断で、テンションが高かったからエキサイトしないようにとのこと。

hochi.news

 

また、直線で他馬と並んだ時にもう一頑張りしたのは菊花賞でコントレイルを追い詰めた時を思い出した。そういう根性は持っているみたいなので、そこを活かしながら今後の戦法も探っていきたい。

 

7着 アカイイト 牝4

幸騎手 55.0kg

中団後方のポジション。

3コーナー過ぎから外から上がっていこうとしたが、外に押し出されてしまいかなり外を回ることになった

直線、上り坂で苦しくなった。

 

初体験の2500mの距離は長かったかもしれないが、牡馬のトップレベルと対戦するのも初めてで高いレベルのレースの経験不足もあったはず。エリザベス女王杯の勝ち方がかなり強かったと思うので、来年経験を積んで力をつけて再挑戦して欲しい。

 

8着 モズベッロ 牡5

池添騎手 57.0kg

出遅れ。後方のポジション。

2周目3,4コーナーの走りのバランスが悪く動き遅れた

直線、内にもたれながら伸びずバテずといった感じ。3,4コーナーも内にもたれていたのかもしれない。

 

今日のレース展開なら本調子なら上位争いしてもおかしくない。状態は徐々に良くなってきたが、まだ完調ではなさそう。

 

9着 ユーキャンスマイル 牡6

藤岡佑騎手 57.0kg

後方のポジション。

2周目3,4コーナーでついていけない感じになり、直線もあまり伸びがなかった。

 

10着 キセキ 牡7

松山騎手 57.0kg

促して中団前方のポジション。

2周目4コーナーで苦しくなった。

 

11着 ウインキートス 牝4

丹内騎手 55.0kg

出負け。促して前のポジションへ。

1周目の4コーナーまでは力んでいた。

2周目の4コーナーで失速。

 

12着 シャドウディーヴァ 牝5

横山典騎手 55.0kg

促して前のポジションへ。

2周目4コーナーで手応えがなくなり、直線も伸びがなかった。

 

13着 パンサラッサ 牡4

菱田騎手 57.0kg

ダッシュよく先頭へ。タイトルホルダーに競られ、先頭を譲らなかったので序盤のペースが速くなった。後続を離して逃げる形に。

2周目4コーナーで追いつかれた時には加速する事ができたが、直線に入った時には余力がなくなっていた。

 

連勝した形に持ち込めたが、経験のない距離かつ一気に距離を延ばしたし、相手も強かった。

 

14着 ペルシアンナイト 牡7

C.デムーロ騎手 57.0kg

促して好位のポジション。

ポジションを取りに行った結果、終始力んでいる感じ

直線、上り坂を迎え苦しくなった。

 

内枠から勝ちに行っての結果で仕方ない。去年の有馬記念のように脚を溜めて競馬をしていれば2500mの距離もこなせそうだが、今日の競馬をするとスタミナが持たない。

 

15着 メロディーレーン 牝5

岩田望騎手 55.0kg

中団のポジション。

追走に忙しく、終始促しながらの競馬だった。

2周目4コーナーで失速。

 

16着 アサマノイタズラ 牡3

田辺騎手 55.0kg

後方のポジション。

後方のまま失速していった。

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。