府中牝馬Sが2020年10月17日に行われ、7番人気のサラキアが優勝しました。
この記事は、府中牝馬Sの回顧で、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G2 府中牝馬Sを振り返る
東京競馬場 Aコース 1800m 牝馬 斤量:別定重量
レース展開
【馬場】重
【勝ち時計】1:48.5
【ペース】ハイ(5F 59.6) 上がり 36.2(11.8-11.9-12.5)
序盤は先頭が後続を1秒程離す展開。
3,4コーナーでペースが緩み、2番手の馬はペースをキープし先頭との差を詰めていく。
3番手以下の集団は3コーナー過ぎからペースが上がった。
直線入口でリードはなくなりほぼ一団に。上がり3Fがかかり、タフなレースになった。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 サラキア
北村友騎手 54.0kg
好位のポジション。
3コーナー過ぎからポジションを上げていき、その勢いのまま先頭に立った。周りに他馬がいなくなり気を抜いた感じはあったが、最後はムチに反応しもう一伸び。
終始馬場の綺麗な箇所を通れたことはあったにしろ、3馬身差をつける完勝だった。
2着 シャドウディーヴァ
内田博騎手 54.0kg
出負け、ダッシュつかず後方になったが、促して好位のポジションへ。
馬場の傷んだ内側を避けて走っていた。
直線、少し躓きながらもジリジリと伸びていた。
3着 サムシングジャスト
松山騎手 54.0kg
ダッシュがつかず最後方のポジション。
3,4コーナーは馬場の傷んだ内側を避け、直線は内側に進路を取った。しぶとくジリジリと伸びた。
道悪は得意だが、G1で戦うとなるともう少し力をつけないといけないかもしれない。
4着 トロワゼトワル
横山典騎手 54.0kg
好スタート、促して先頭へ。1頭だけ終始馬場の傷んだ内柵沿いを走っていた。
道中躓くシーンが所々で見受けられた。
3コーナーでペースを落とし脚を溜められて、直線良く粘ったが最後は苦しくなった。
良馬場でスピードが活きる馬場の方がいい馬なので、今日の馬場はあまり良くないだろうが良く頑張った。
5着 ラヴズオンリーユー
M.デムーロ騎手 55.0kg
促してジワジワと前へ。馬場の傷んだ内側を避けて走っていた。
直線、バテてはいないが伸びもせず、という感じだった。緩くなった馬場に走りづらそうにしているようにも見えた。
6着 ダノンファンタジー
川田騎手 54.0kg
ダッシュよく前へ。馬場の傷んだ内側を避けて走っていた。
終始力んで走っていて、直線では余力が残っていなかったが最後までしぶとく走り根性を見せた。
重馬場で力んで走った割には頑張っていた。1800mがこの馬には長いと考えれば悪くなかった。
7着 シゲルピンクダイヤ
幸騎手 54.0kg
促して前へ。
3コーナーで追走が忙しくなり、直線伸びがなかった。
8着 フェアリーポルカ
和田竜騎手 54.0kg
前のポジション。
直線、躓きスピードを上げられなかった。
以前、不良馬場で勝っているので道悪は得意と考えていたが、今日は力を発揮できなかった。
まとめ
道悪で下位人気の馬で決着する波乱の結果に。エリザベス女王杯に直結するとは考えづらいが、サラキアは強い内容だったと思う。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。