毎日王冠が2020年10月11日に行われ、1番人気のサリオスが優勝しました。
サリオスは圧勝とも言える勝ち方👏
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2020年10月11日
2000mぐらいがちょうどいいんですかね
実現するかわかりませんが、コントレイルとの再戦が楽しみです🙂
この記事は、毎日王冠の回顧で、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G2 毎日王冠を振り返る
東京競馬場 Aコース 1800m 斤量：別定重量
レース展開
【馬場】稍重
【勝ち時計】1:45.5
【ペース】ハイ～ミドル 上がり 35.4（11.8-11.9-11.7）
前2頭が後続を離す展開、5Fを58.0で通過。3番手は5Fを59.5秒ぐらい（スロー）で通過。
縦長で直線へ。
3番手以下の前にいた馬たち、全体で見れば好位あたりのポジションにいた馬に有利な展開だった。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。
各馬のレース内容考察（勝因・敗因は？）
1着 サリオス 牡3
ルメール騎手 54.0kg
好スタート。好位のポジション。
直線、徐々にスピードに乗せていき、上がり3F最速タイムで3馬身差をつける完勝。騎手の合図に対する反応も速かった。
好位から上がり最速タイムで走られては後続は手も足も出ない。このメンバーでは能力が一枚上手だった。
2着 ダイワキャグニー せ6
内田騎手 56.0kg
ゲート内での落ち着きが少しなかったが、好スタート。促して先頭を狙ったが、さらに主張する馬がいて3番手になった。
周りの馬からのプレッシャーがない隊列になり、この馬に向く展開。
直線、ゴーサインを遅らせる余裕があったが、サリオスとは脚力の差があった。
3着 サンレイポケット 牡5
荻野極騎手 56.0kg
促して中団のポジションへ。
4コーナーで勢いをつけて直線に入る。上り坂で加速できなかったが、坂を上りきった後に加速、良い伸びを見せた。
馬場不問で安定した成績。どこかで重賞を勝てるだろう。
4着 カデナ 牡6
三浦騎手 56.0kg
いつもは最後方辺りでレースする馬だが、今回は促して中団後方のポジションへ。
3コーナーで少しポジションを上げた。
直線、一伸びしたが、坂を上りきった辺りで脚が鈍った。
いつもと違うレースをした事と道悪の影響はあったかもしれない。
5着 ザダル 牡4
田辺騎手 56.0kg
ゲート内での落ち着きがない。促して中団のポジションへ。
直線、ジリジリ伸びた。
前2走のパフォーマンスを見ると、今回は道悪の影響はあったように思う。
6着 トーラスジェミニ 牡4
木幡育騎手 56.0kg
好スタート、促して前へ。内にコントラチェックがいたので、先頭を取りきるまでに少し脚を使ってしまい、ペースも速くなった。
直線、手応えは良くなさそうだったが、最後まで粘り強く走っていた。
このクラスで、実力差が出やすい東京コースでは厳しいかもしれない。
7着 コントラチェック 牝4
丸山騎手 54.0kg
促して前へ。トーラスジェミニが速く先頭は取れなかった。
行きたがるのをなだめつつだったが、なんとか折り合いはついていたように見えた。
直線、伸びそうな雰囲気はあったものの、最後は失速。
内容は悪くなかった。この競馬を続けて落ち着いて走れるようになれば結果は出ると思う。
9着 アイスストーム 牡5
石橋騎手 56.0kg
ゲート内での落ち着きがない。中団後方のポジション。
直線、バランスを崩しているように見え、伸びがなかった。
10着 サトノインプレッサ 牡3
戸崎騎手 54.0kg
ゲート内で少し暴れる感じになり、ジャンプするようにスタート。出遅れ。後方のポジション。
序盤かかり気味だったが折り合った。
4コーナーで勢いをつけて直線に入ったが、伸びがなかった。
騎手が言うには少しバランスを崩していたらしい。他の競馬場で重馬場で勝っているが、こういう結果になるとは意外だった。
この馬の素質からすれば全く実力を発揮できていない。もう少し落ち着いてレースに臨めるようになりたい。
まとめ
サリオスが強い勝ち方をして、今後古馬との対決が楽しみになりました。しばらくは別路線になりそうですが、春に後塵を拝したコントレイルとの対決も楽しみです。
もう1頭楽しみにしていたサトノインプレッサが惨敗してしまい悲しいですが、今後の成長に期待したいと思います。個人的には、G1級の能力はあると思っています。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。
