こちらは秋華賞を復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 秋華賞を振り返る
京都競馬場 芝 2000m 内回り / 斤量:馬齢
レース展開
【馬場】稍重
【勝ち時計】2:01.1
【ペース】かなりスロー
- 200m毎のラップタイム 12.2-11.1-13.1-13.0-12.5-12.9-12.3-11.6-11.0-11.4
- ラスト600m 34.0
4コーナーでリバティアイランドが好位からマクっていき、先行勢にはプレッシャーがかかり苦しくなる馬もいた。
固まった集団で直線に向かったのもあって差し馬も来れる展開になった。
▼当日の馬場傾向▼
【京都】Aコース5日目
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2023年10月15日
重➡️10R時には稍重に
時計🕰標準〜やや速い⬇️
ポジションによる有利不利🔢なし
・スローペースばかりで傾向はわかりづらい
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 リバティアイランド 牝3
川田騎手 55.0kg
- 出負け。促して好位のポジション
- 3コーナーで馬郡の外へ
- 3コーナーでやや外を回り、4コーナーで外に進路を取り早めのスパートをすると一気に先頭へ。小回りのコーナリングも全く問題なし
- 直線でも最後まで気を抜く事なく走り切り、余裕たっぷりに完勝
危なげない騎乗で安心して3冠達成を見守っていられた。
調教師「競馬場に着いて、テンションが高く心配していましたが、装鞍所、パドックで、いつものリバティアイランドに戻りました」
⇒テンションが高くなったことで思ったより馬体重が減った、とのこと。
メモ)
- 待機所からゲート裏に向かう時に、頭を上げる仕草を見せテンションが少し上がったようだった
- パドック
- 後肢の踏み込み始めがぎこちない感じがする⇒返し馬では膝を振り上げられていてぎこちなさは感じなかった
- 引き手が2人になる時間もあった
- 調教。今までの最終追い切りは終いの反応を見る感じで、今回はラスト400m~200mの区間を1秒速め少し負荷を強めた
- フォトパドック。春時点でも筋肉が大きかったが、さらに大きくなった
2着 マスクトディーヴァ 牝3
岩田望騎手 55.0kg
- ゲート内で落ち着きない感じ。その影響で体がねじれ、スタートがうまく決まらず。中団後方のポジション
- 4コーナーから直線半ばにかけ、進路を見つけられず。その後は鋭く伸びてきた
騎手「スタンド前のゲートインで盛り上がってしまって緊張した状態でスタートがもう一つになりました」
メモ)
- パドック。後肢の踏み込みは物足りないが、柔らかい動きは好印象
3着 ハーパー 牝3
ルメール騎手 55.0kg
- 少し促し好位のポジションへ
- 4コーナーから直線にかけ加速にややもたつき、この馬なりに脚は使ったが、最後は勢いが鈍った
メモ)
チークピーシーズ、メンコ
- パドック。後肢の踏み込みはもう少し良化余地がありそうだが、力強く柔らかい動きで状態は良さそう〇
- 調教。桜花賞時より重心を低くして走れるようになった。当時は頭が高く感じた
4着 ドゥーラ 牝3
斎藤騎手 55.0kg
- 出負け。促して中団のポジションへ
- 4コーナー、ペースが上がったときに加速にもたついた
- 直線、ジワジワ差してきた
メモ)
メンコ
- パドック。後肢の踏み込みにもう少し力強さが欲しいが、体の動きはよく状態は良さそう
- 調教。良かったオークス時の調教に比べると、弾む感じはないものの終いの動きは回転の速いフットワークで力強いので良い動きと言っても良さそう
5着 モリアーナ 牝3
横山典騎手 55.0kg
- 出負け。進路を内に取り、中団後方のポジションへ
- 向正面に入るまでは力みがあった
- 直線、反応よく加速し、進路をこじあける形になりスムーズさは欠いたが良く伸びた
メモ)
メンコ
- 返し馬。先入れ?
- パドック。引き手2人。パシュファイヤー着用
6着 マラキナイア 牝3
池添騎手 55.0kg
- 促したが他馬が速く行けず。1,2コーナーで中団前方のポジションへ
- やや前進気勢強い
- 4コーナー、進路がなく少し動き遅れた
- 直線、じわじわ差してきた
騎手「二の脚がつかず中団からになりました」
メモ)
メンコ
- パドック。後肢の踏み込みにもう少し力強さが欲しいが、柔らかく体が使えていて現段階としての状態は良さそう
- フォトパドック。ローズS時に比べて筋肉がパンプアップされた感じ
7着 エミュー 牝3
M.デムーロ騎手 55.0kg
- 出遅れ。後方のポジション
- 向正面で馬が行く気になったが抑えた
- 3,4コーナー外を回った
- 3コーナーで再び行く気になり、少しポジションを上げた。一呼吸置いて4コーナーでスパート
- 直線、他馬との接触もあり、少し加速にはもたついたが最後は良く伸びた
メモ)
クロス鼻革、リング系ハミ
- 返し馬。後入れ?
- パドック。引き手2人
8着 コナコースト 牝3
鮫島駿騎手 55.0kg
- ゲート内でやや落ち着きない。促して先頭へ
- 馬のリズムではなく、手綱を抑えペースを落とす逃げ
- 4コーナー
- 逆手前になるシーン
- リバティアイランドに一気にかわされた
- 直線、脚使えず
メモ)
- パドック。首を下げて歩いている。少し活気がないようにも見える
- 調教。春よりも全体時計を速くして最後も追っていたのは最終追い切りの時点では仕上がり切っていなかったからか。本番までに状態が上がれば。
9着 ヒップホップソウル 牝3
横山武騎手 55.0kg
- 出負け。後方のポジション
- 4コーナーで外を回りすぎるのを嫌ってか、直線に向くまで我慢
- 直線、ジリジリとしか伸びず
騎手「返し馬から力んでいて、競馬でもそんな感じでした」
メモ)
クロス鼻革、リング系ハミ
- 返し馬。内ラチまで歩かせた
- パドック。引き手2人。前走感じたような肩の動きの硬さは感じず
- 追い切り。オークス時のようにがむしゃらに加速するのではなく、前進気勢はありつつもコントロールが効きながらの加速。メンタル面の成長を感じる
10着 ドゥアイズ 牝3
西村淳騎手 55.0kg
- 少し促すと中団前方のポジションへ
- 他馬と接触があった影響か、1,2コーナーやや力んだ
- 4コーナー、リバティアイランドについていこうとしたが、コーナリングが膨らんでしまった
- 直線、ジリジリとしか伸びず
メモ)
クロス鼻革、メンコ
- パドック。後肢の力強さは増して欲しいが、体の動きは柔らかい。後肢の可動域広い
- 調教。前回コースでの追い切りを見たのは桜花賞時。当時より全体時計は少し遅いものの、直線の動きが良く見える〇
11着 ラヴェル 牝3
坂井騎手 55.0kg
- 促して前のポジション
- やや前進気勢強い
- 4コーナー、リバティアイランドのスパートに合わせて自身もスパート
- 直線伸びがない
メモ)
リング系ハミ、メンコ。前走外したメンコを再び着け、リング系ハミに替えた
- 返し馬。内ラチまで歩かせた
- パドック。もう少し活気があっても良い気はするが、体の動きは悪くない
- 調教。
- 今までで一番良かったのはオークス時。全体時計は当時より遅いが、当日の馬具を見ても折り合いを考えての調整だったはず。オークス>今回
- 終い追ってからの反応、動きはいいので状態は良さそう〇
12着 キタウイング 牝3
江田騎手 55.0kg
- 後方のポジション
- 1,2コーナーやや力んだ
- 直線、ジリジリ伸びた
メモ)
リング系ハミ
- パドック。速歩
- 調教。今まではコースで、今回は坂路で。
13着 ミシシッピテソーロ 牝3
石川騎手 55.0kg
- 促して前のポジションへ
- 4コーナーでスパートをかけていったが、直線に向くときには手応えが悪くなり脱落していった
メモ)
クロス鼻革、リング系ハミ、メンコ
- パドック。速歩
14着 ピピオラ 牝3
藤岡康騎手 55.0kg
- スタートで内にもたれ後手に回ったが、促して中団前方のポジション
- 1,2コーナーやや外を回った
- 向正面まで少し力んだ
- 3,4コーナー外を回り頑張っていたが、直線苦しくなった
15着 グランベルナデット 牝3
松山騎手 55.0kg
- スタートでヨレ、出遅れ。中団後方のポジション
- 1コーナー、力みかけたが収まった。その後も前進気勢は強めだった
- 直線、脚使えず
メモ)
クロス鼻革、舌縛り、リング系ハミ、メンコ
- パドック。まだ後肢の踏み込みに良化余地はありそうだが、現時点でも力強く柔らかい動きで状態は良さそう
16着 フェステスバント 牝3
酒井騎手 55.0kg
- 促して前のポジションへ
- 1コーナー、頭を上げて力むシーン
- 直線反応がなく、進路が狭くなり脱落
メモ)
リング系ハミ
- 返し馬。行きたがった
17着 ソレイユヴィータ 牝3
武豊騎手 55.0kg
- 好スタート。少し促して好位のポジション
- 1,2コーナーやや外を回った
- 3,4コーナーでもやや外を回った
- リバティアイランドにかわされた後は反応できず脱落していった
18着 コンクシェル 牝3
幸騎手 55.0kg
- 促したが行けず、次々と前に入られ中団後方のポジションに
- 向正面に入るまで掛かり気味だった
- 3,4コーナー、進路を作るのがうまくいかずブレーキを何度かかける形に
- その後、再加速できず脱落
騎手「スタート前に頭を振ってしまい、スタートが出られず、二の脚もつきませんでした。自分の競馬をさせてあげられませんでしたね」
メモ)
ブリンカー
- 返し馬。内ラチまで歩かせた
- パドック。引き手2人でも速歩
- 追い切り。前走時から春よりも良い動きができるようになった
参考サイト:
・【秋華賞レース後コメント】リバティアイランド川田将雅騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com
・【秋華賞】レースを終えて…関係者談話 - サンスポZBAT!
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。