こちらはオークスを復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 オークスを振り返る
東京競馬場 芝 2400m / 3歳牝馬 斤量:定量
レース展開
【馬場】良
【勝ち時計】2:23.1
【ペース】スロー~ミドル 5番手以下はスローペース
- 200m毎のラップタイム 12.3-10.5-12.3-12.6-12.3-12.0-12.0-12.0-12.0-12.0-12.0-11.6-11.5
- ラスト600m 35.1
5番手以下は残り800mぐらいからペースアップ。
向正面から一定のペースで流れスタミナが必要な展開になった。
▼当日の馬場傾向▼
5/21(日) 芝コース 馬場分析#yanfebaba23
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2023年5月21日
【東京】Bコース4日目
時計🕰かなり速い〜速い🟥↗️
ポジションによる有利不利🔢
🙂やや先行有利
・瞬発力も活きるのでスローでも差し馬にもチャンスあり
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 リバティアイランド 牝3
川田騎手 55.0kg
- スタートで外にヨレた。中団のポジション
- 前半力みのある走り
- 4コーナーで進路を外に取り直線へ。手応えがよく、徐々に加速させる。坂上で一気にギアを上げ後続を突き放した
時折速歩になる場面があり少しテンションは高かったのかなと思う。
⇒ 騎手「何より東京への輸送もあり、桜花賞に使ったこともあり、テンションがだいぶ上がっている状況でもありましたので、そこを何とかなだめながら、まだだよという事を伝えながらという所でした」
2着に1秒差をつける圧勝だった。完璧に折り合っていたわけではなかった事が更に強さを際立たせる。
走りを見ていてジェンティルドンナのオークスを思い出した。この馬があといくつタイトルを積み重ねるのか、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後が楽しみで仕方ない。
メモ)
- 返し馬。行きたがるのをなだめていた
- パドック
- 途中から引き手が2人になった。速歩になる場面があったのでその影響か
- 後肢の可動域広い。後肢の踏み込みに良化余地はありそうだが、動きに柔軟性があり状態は良さそう
- 調教。終いサラッとの軽めの内容だが、加速がエグい
- フォトパドック。前走桜花賞時に比べ、肩周りの筋肉が少しパンプアップ
2着 ハーパー 牝3
ルメール騎手 55.0kg
- 中団のポジション
- 向正面でペースが上がるとやや促しながらの追走に
- 直線ジリジリとだがしぶとく伸び、ドゥーラに並ばれると抜かせまいと負けん気を見せた
メモ)
チークピーシーズ、メンコ
- パドック。前走桜花賞時に感じた腰や後肢の緩さを感じず、力強さ・動きの柔軟性があり雰囲気〇。
- 調教。前回坂路での調教映像を見たのはクイーンC時。その時より全体時計は遅いが、動きは力強さ・ダイナミックさが増して好印象〇
3着 ドゥーラ 牝3
斎藤騎手 55.0kg
- 2,3歩目が遅く後方のポジションに
- 直線、進路を確保するのに少しスムーズさを欠いたが、反応よく加速し良い脚を使った
メモ)
メンコ
- パドック。
- ゆったりした歩きで中距離以上に適性を感じる
- 後肢の踏み込みに力強さもあり好印象
- 調教。阪神JF時の動きの良さに近づいてきた
4着 ラヴェル 牝3
坂井騎手 55.0kg
- いつも通りゲート扉が開くのには驚いたが、その後の反応は速く促して前のポジションへ ⇒ ゲートに入るのを嫌がる仕草をしていたので今後レースにネガティブな感情を抱かないかは不安材料
- 向正面でペースが上がった時、前を追いかけた
- 直線に入っても手応えがよく、ゴーサインを出しても反応しギアを上げたが残り100mぐらいで苦しくなった
いつもと違う攻めたレースをしても走り切って上位に来られたのは能力の高さの証明。
メモ)
メンコ
- パドック。お腹の辺りは細く見えるが、動きは柔軟性があり好印象
- 調教。レースを走るごとに動きが良化。最終追い切りではアルテミスS以降で一番速い全体時計。内容・力強さを含めた動きは間違いなく今回が一番いい。しかし、折り合いに課題がある馬だけに速く走れるようになった事でレースで掛からないかは心配
5着 シンリョクカ 牝3
吉田豊騎手 55.0kg
- 外からイングランドアイズが勢いよく前に行ったのに反応し、序盤は力んでいた。中団のポジション
- 直線ジリジリ伸びていたが、坂上で勢い鈍った
外枠で馬の後ろに入れなかったのは影響したと思う。
6着 ヒップホップソウル 牝3
津村騎手 55.0kg
- スタート後、他馬と接触し少しバランスを崩した。折り合いに専念し中団後方のポジション
- 序盤で掛かりかけたが何とか折り合った。前進気勢は強い
- 直線、反応よく加速し一瞬良い脚は使ったが、坂上では勢いが鈍った
メモ)
クロス鼻革、リング系のハミ
- パドック。引き手2人
- 調教。終い重点の内容。直線走りたい気持ちが強すぎて騎乗者は手綱をガッチリ抑えていた(3頭併せの真ん中。前走は2頭併せの内)
7着 コナコースト 牝3
レーン騎手 55.0kg
- スタートで隣の馬と強く接触し、かなりバランスを崩す不利を受けた。後方のポジション
- 直線じわじわ差してきたが、残り200mぐらいで勢いが鈍った
メモ)
- パドック。前走桜花賞時同様に後肢の踏み込みに力強さは欲しいが、動きに柔軟性があり状態は良さそう
8着 ソーダズリング 牝3
武豊騎手 55.0kg
- スタートで内にヨレて他馬と接触。折り合いに専念し中団後方のポジション
- 2コーナーぐらいまで掛かっていた
- 4コーナーで勢いをつけて直線に入ったが、半ばぐらいで苦しくなった
メモ)
前走フローラS時に着けていたリング系のハミ外した?
- パドック。後肢の踏み込みに良化余地はありそうだが、動きに柔軟性があり状態は良さそう
- 追い切り。前肢の動きが若干硬く見える
9着 ドゥアイズ 牝3
吉田隼騎手 55.0kg
- 出遅れ。後方のポジション
- 向正面でペースが上がるまで力んでいた
- 3,4コーナーやや外を回った
- 直線、反応はよくないがじわじわ差してきていた
騎手「スタンド前発走でイレ込んで、いつもと雰囲気が違った」
メモ)
クロス鼻革?、メンコ
- パドック。後肢の可動域広い。力強さ・動きの柔軟性があり雰囲気〇
- 調教。時計は速くないが、直線反応よく加速し良い脚。動きも良い。雰囲気〇
10着 レミージュ 牝3
荻野極騎手 55.0kg
- スタート後、隣の馬にぶつけられバランスを崩す不利。促したが中団のポジションに
- 前半、前進気勢は強いが折り合いはついていた
- 直線、手応えはよくないが半ばまでは頑張っていた
騎手「前走とは違って、今日は落ち着いていました」
メモ)
クロス鼻革、リング系のハミ、舌縛り、メンコ
- 返し馬。行きたがるのをなだめていた
11着 ゴールデンハインド 牝3
菅原騎手 55.0kg
- 促して好位のポジションへ
- 残り800mぐらいから前との差を詰めにかかったが、手応えがよくなく直線苦しくなった
騎手「前に馬がいるとハミを抜いてフワッとするので、後ろから突かれる形の方がいいのかも」
パドックから一連の流れを見て、全体的にテンションが高そうな感じだった。
メモ)
リング系のハミ
- 返し馬。掛かり気味
- パドック。引き手2人
- 調教。1か月ごとにレースをして4戦目だが、前走フローラSより全体時計1秒以上詰める攻めた内容。直線、馬自ら加速。いい雰囲気〇
- フォトパドック。前走フローラS時より体のメリハリがあり、筋肉の張りも良くなったように見える
12着 ペリファーニア 牝3
横山武騎手 55.0kg
- 中団後方のポジション
- 1コーナーまで掛かった
- 直線伸びがない
メモ)
シャドウロール、舌縛り
- 調教。騎手「テンションが高く、(ハミを)噛みっぱなしだった」
13着 エミュー 牝3
M.デムーロ騎手 55.0kg
- 後方のポジション
- 4コーナーで手応えがよくなく、直線では苦しくなった
メモ)
クロス鼻革、リング系のハミ
- パドック。前肢の動きに硬さを感じる。お腹の辺り細く見える
- 調教。終い軽く反応させる内容だが、今までで一番力強い動き。雰囲気〇
- フォトパドック。前走桜花賞時に比べ、後肢の上の肉付きが減った気がする
14着 ミッキーゴージャス 牝3
戸崎騎手 55.0kg
- 出遅れ。後方のポジション
- 直線では余力が残っていなかった
メモ)
メンコ
- パドック。線は細いが後肢の踏み込みに力強さを感じる
15着 キタウイング 牝3
杉原騎手 55.0kg
- スタートでつまずく感じになり他馬と接触、後方のポジションに
- 1コーナーで掛かりかけたが折り合った
- 直線ギアを上げたが一瞬だけ。すぐに勢いが鈍った
メモ)
リング系のハミ
- パドック。引き手2人。速歩になりそうな感じ
- フォトパドック。前走桜花賞時より筋肉の張りがなくなってしまったように見える
16着 イングランドアイズ 牝3
横山和騎手 55.0kg
- すぐにダッシュはつかないが、促して一気に前のポジションへ
- 向正面でペースが上がった時、前を追いかけた
- 4コーナーで手応えが悪く、直線徐々に失速していった
メモ)
メンコ
- 調教。首の使い方がまだ上手くない感じ
17着 ライトクオンタム 牝3
田辺騎手 55.0kg
- スタートよく、促して先頭のポジション
- 折り合いはついていたが、前進気勢が強くあれ以上ペースが落とせない感じだった
- 直線に向いた時には余力が残っていなかった
メモ)
メンコ(前走桜花賞時は着けてなかった)
- パドック。速歩になりそうな感じ
18着 キミノナハマリア 牝3
三浦騎手 55.0kg
- スタートで隣の馬と接触。促して前のポジションへ
- 向正面でペースが上がった時、前を追いかけた
- 4コーナーで手応えが悪くなり、直線失速していった
メモ)
- パドック。気分よさそうに歩いていて動きもよく状態は良さそう
- 調教。前走フローラS時より前肢の動きが少し滑らかになった
参考ページ:
・【オークス】レースを終えて…関係者談話 - サンスポZBAT!
・【オークスレース後コメント】リバティアイランド川田将雅騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。