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皐月賞 2021 回顧 3年連続で無敗の皐月賞馬誕生!エフフォーリア

皐月賞が2021年4月18日に行われ、2番人気のエフフォーリアが優勝しました。 

 

 

この記事は、皐月賞の回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G1 皐月賞を振り返る

中山競馬場(Bコース) 2000m 内回り 3歳 定量重量

レース展開

【馬場】稍重

【勝ち時計】2:00.6

【5着までの脚質(ポジション)】好差(内)---先-(内)-好差-

【ペース】ミドル(60.3-60.3 ±0) 上がり 37.0(12.1-12.3-12.6

 向正面で動く馬がいて、6F目が11.4と速くなった。中団横に広がり直線へ。

 

▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.com

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 エフフォーリア 牡3

横山武騎手 57.0kg

 促して好位のポジション。

ゴーサインへの反応も速く荒れた内を通っても他馬を突き放す強い内容だった。

 

 レース前は東京のような長い直線のコース向きなのかなと思っていたが、小回りコースも器用にこなし総合力の高さも感じる事ができた。

ダービーの舞台は適性バッチリだと思うので2冠を達成する可能性も結構高いのではないかと思う。

 

2着 タイトルホルダー 牡3

田辺騎手 57.0kg

 促して先頭を狙ったが、他にも先頭を狙う馬がいて譲って2番手のポジション。

終始力んで走っていたが、最後は苦しくなりながらもしぶとく粘った。

 

 折り合い面でロスがあり、向正面でペースを上げさせられたことを考えればかなり頑張っていた。

現状では先頭で走った方が折り合いがつきやすい。ダービーでも逃げられれば距離もこなせると思うので、今回の走りがマグレだとは思わない方が良さそうだ

 

3着 ステラヴェローチェ 牡3

吉田隼騎手 57.0kg

 ゲート内でややテンションが高い感じ。中団後方のポジション。

荒れた内を通り、ジリジリと脚を使った。

 

 不良馬場でも勝った実績があり道悪は苦にしないのが改めて証明されたと思う。

広いコースの方が向いているとは思うが、ダービーでは2400mに距離が延びるので折り合い面が少し不安かなと思う。

 

4着 アドマイヤハダル 牡3

ルメール騎手 57.0kg

 促して中団前のポジション。

直線でギアは上げられなかったがしぶとく走り切った。

 

 他に力みやすい馬もいる中で、折り合いがつくのはアドバンテージになる。ダービーで2400mに距離が伸びるのは問題なさそう。

 

5着 ヨーホーレイク 牡3

岩田望騎手 57.0kg

 促したが周りが速く中団後方のポジション。

直線、上り坂で脚は鈍ったが最後までしぶとく伸びた。

 

6着 グラティアス 牡3

M.デムーロ騎手 57.0kg

 出遅れ。ダッシュは速く中団のポジション。

4コーナーで外を回る。

直線入口で内からぶつけられ弾かれる不利があったが、それでも最後までジリジリと伸びてきた。

 

7着 ディープモンスター 牡3

戸崎騎手 57.0kg

 スタート後、他馬にぶつかったのもありポジションを下げ後方から。

序盤力んだので折り合いに専念した。

3,4コーナーで馬場のいい箇所を選ぶためにかなり外を回った。

直線良く伸びてきた。

 

 良馬場の方が瞬発力が活きそうなタイプなだけにダービーでの巻き返しに期待したい。

 

8着 レッドベルオーブ 牡3

福永騎手 57.0kg

 ゲートに最後に入ったが落ち着きがなく出遅れ

中団のポジションにつけたが、折り合いがつかず馬のリズムを尊重してじわじわとポジションを上げていった。

直線上り坂で苦しくなったが、自分から動いてペースを上げたにしては頑張っていたように思う。

 

 中距離ではやはり折り合いが課題。

 

9着 ヴィクティファルス 牡3

池添騎手 57.0kg

 中団のポジション。

4コーナーでかなり外を回った。

直線では伸びがなかった。

 

 現状では使える脚が長く続かないのかもしれない。

 

10着 イルーシヴパンサー 牡3

大野騎手 57.0kg

 後方のポジション。

脚を溜めて、内柵沿いをロスなく回って来たが、直線上り坂で脚が鈍った。

 

11着 シュヴァリエローズ 牡3

三浦騎手 57.0kg

 1コーナーまでに狭い所に入ってしまいリズムが悪くなった。中団後方のポジション。

3,4コーナーでかなり外を回ってしまい、直線では脚がほとんど使えなかった。

 

12着 ワールドリバイバル 牡3

菱田騎手 57.0kg

 促して先頭へ。

向正面で他馬にプレッシャーをかけられ、ペースを上げさせられた。

4コーナーで苦しくなった。

 

13着 ラーゴム 牡3

北村友騎手 57.0kg

 中団前のポジション。

序盤掛かった

リズムは悪くなかったが4コーナーで手応えが悪くなってしまった。

 

 落ち着きを持たせるような調教をしていたみたいなのでそれが影響したのか、メンタル面で走り切れなかったのかは判断はつかないが、力は出し切っていないように思う。

 

14着 ルーパステソーロ 牡3

木幡巧騎手 57.0kg

 出負け。ダッシュもつかず最後方から。

向正面でポジションを上げた。

4コーナーで後退していった。

 

15着 ダノンザキッド 牡3

川田騎手 57.0kg

 軽く促して前へ。

1コーナー、力んで頭を上げるシーン

終始アサマノイタズラからのマークがきつく、早めに動く形にもなり4コーナーで苦しくなった。

 

 脚が溜まらない競馬になった。騎手のコメントを見ると、メンタル面での敗因もある感じだったがそこは判断しかねる。

 

16着 アサマノイタズラ 牡3

嶋田騎手 57.0kg

 ゲートを斜めに出て出負ける形に。結構促して好位のポジション。

かかっていて向正面で他馬に並びかけられた時にも反応してしまった。

ダノンザキッドを意識してのレースをしているように見え、3コーナーで早めに動く形になり4コーナーで苦しくなった。

 

 脚が溜まらない競馬になった。

 

 

まとめ 

 ダービーで狙いたい馬を以下に挙げておく。

  • エフフォーリア
  • タイトルホルダー
  • アドマイヤハダル
  • ディープモンスター

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。