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2021年2月20,21日 芝レース馬場傾向分析 京都牝馬Sなど

この記事では、2021年2月20,21日の

  • 東京競馬場(2/20 ダイヤモンドS)
  • 阪神競馬場(2/20 京都牝馬S)
  • 小倉競馬場(2/21 小倉大賞典)

の芝レースの馬場傾向を分析しています。

 

最後に、まとめとして次週に向けて注目すべき点を書いています。

 

 

東京競馬場(Dコース)

◆クッション値:9.2(-0.1) 標準

◆含水率:ゴール前   15.9(+2.2)

     4コーナー 15.5(+2.4) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催4週目(最終週)、Dコース4週目。

 

2月20日(土) ダイヤモンドS

◆クッション値:8.8(-0.4) 標準

◆含水率:ゴール前   15.5(-0.4)

     4コーナー 14.3(-1.2) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準的。外からの差しが利きづらいように感じた。

時計が速くならなかったのも、外差しが利きづらかったのも風の影響があったかもしれない。

 

 3コーナーから直線半ばにかけてコース内側が少し掘れる。

 

(参考:11R以降、やや強い南風(直線で内からの横風)が吹いていた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込

 

 

(メモ)

5R 3歳未 1800 1:48.3

スローペース(5F 61.6 +1.4) 上がり 34.6(11.7-11.2-11.7)

逃-先-好差(内)-向正面押上(内)-好差   

6R 3歳未 1600 1:34.2

ハイペース(34.6/46.3-47.9/36.1 -1.6) 上がり 36.1(11.7-11.7-12.7

-好差-先-好差-好差(内)   

 

9R 3歳1勝 2000 2:00.3

スロー~ミドルペース(60.8-59.5 +1.3) 上がり 35.1(11.5-11.6-12.0

逃-先-好差-(内)-好差   中盤やや緩む

11R G3 3400 ハンデ 3:31.2

スローペース 上がり 35.1(11.4-11.8-11.9)

好差-好差-----先   残5Fからペースアップ

 

12R 2勝 1400 1:21.5

ミドルペース(34.9-11.6-35.0 -0.1) 上がり 35.0(11.3-11.6-12.1

好差-好差-好差-逃-先   

 

2月21日(日)

◆クッション値:9.0(+0.2) 標準

◆含水率:ゴール前   14.9(-0.6)

     4コーナー 13.5(-0.8) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準的。時計は先週より少しかかるようになった。

差しも十分に利く。

 

 3コーナーから直線半ばにかけてコース内側が少し掘れる。昨日より掘れる度合が少し大きくなったように見えた。

その影響か、直線に入ると内を避けて走る傾向になっていった。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

 

  

(メモ)

4R 3歳未 2400 2:28.9

スローペース(5F 63.9 +1.9) 上がり 35.1(11.3-11.7-12.1

向正面押上-好差-先-好差(内)-   ほぼ一団で直線

5R 3歳1勝 1600 1:34.1

ミドルペース(35.5/47.2-46.9/35.0 +0.3) 上がり 35.0(11.1-11.7-12.2

先-好差-好差-先-逃   出走9頭

 

7R 1勝 1800 1:47.9

スローペース(5F 61.2 +1.3) 上がり 34.6(11.5-11.4-11.7)

-好差(内)-(内)--先   ほぼ一団で直線

8R 2勝 2000 2:00.6

スローペース(62.5-58.1 +4.4) 上がり 34.3(11.4-11.1-11.8)

先-先---向正面押上-逃-好差   出走9頭

 

10R 3勝 2000 ハンデ 1:59.0

ハイペース(58.8-60.2 -1.4) 上がり 36.2(11.5-12.5-12.2

-好差(内)--先-好差   集団2つに分かれ,後ろの集団は5F 60.8ぐらい(スロー)で通過

 

 

阪神競馬場(Aコース

◆クッション値:9.6(±0) 標準

◆含水率:ゴール前   9.2(±0)

     4コーナー 9.7(-1.2) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催2週目、Aコース2週目。

 

2月20日(土) 京都牝馬S

◆クッション値:9.7(+0.1) 標準

◆含水率:ゴール前     9.0(-0.2)

     4コーナー 10.4(+0.7)  

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

速い時計が出る馬場状態。ペースが流れれば差しも決まっていたが、基本的には先行有利と考えていいかもしれない。

外回りは瞬発力のある馬にも注意。

 

 内回りの向正面辺りが少し掘れる。

 

(参考:午後からやや強い南向きの風(直線で外からの横風)が吹いていた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):逃げ・先行(特に内回り)

不利な脚質(ポジション):追込(内回り)

 

  

(メモ)

5R 3歳未 2400外 2:26.7

スロー~ミドルペース(5F 62.5 +1.4) 上がり 34.9(11.5-11.2-12.2

先-先-好差---逃-好差(内)   

7R 1勝 1600外 1:32.9

スロー~ミドルペース(35.2/47.0-45.9/34.3 +1.1) 上がり 34.3(11.0-11.3-12.0

逃---好差(内)-先-(内)-(内)   隊列やや縦長で直線

 

9R 3歳1勝 1800外 1:46.2

ミドル~スローペース(5F 59.7 +0.7) 上がり 34.5(11.2-11.5-11.8)

(内)--逃-好差 3角押上-先   中盤やや緩む

11R 牝G3 1400内 1:20.0

ミドルペース(34.0-11.7-34.3 -0.3) 上がり 34.3(11.4-11.2-11.7)

逃----好差   先頭以外はほぼ一団で直線

 

2月21日(日)

◆クッション値:10.1(+0.4) やや硬め

◆含水率:ゴール前     8.6(-0.4)

     4コーナー 10.7(-0.3) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

速い時計が出る馬場状態。差しも利くがやや先行有利。ペースが流れれば差しも決まっていた。

外回りは瞬発力のある馬にも注意。

 

 内回りの向正面辺りに加え、3,4角~直線も少し掘れるようになった。

 

(参考:1日を通して南西からのやや強い風(直線で向かい風)が吹いていた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):逃げ・先行(やや有利・特に内回り)

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利・特に内回り)

 

  

(メモ)

5R 3歳未 1800外 1:46.0

ミドルペース(5F 58.4 -0.5) 上がり 35.5(11.4-11.6-12.5

逃-好差-先-先-好差   3,4角やや緩む 隊列やや縦長で直線

6R 3歳1勝 1400内 1:20.5

ハイペース(34.1-11.5-34.9 -0.8) 上がり 34.9(11.4-11.5-12.0

好差(内)-逃-先-好差-   

 

8R 2勝 1600外 1:33.7

スローペース(35.4/47.5-46.2/34.3 +1.3) 上がり 34.3(11.2-10.9-12.2

-先-好差-逃-先   3,4角やや緩む 隊列やや縦長で直線 出走8頭

10R 3勝 1400内 1:20.3

ミドル~ハイペース(34.1-11.5-34.7 -0.6) 上がり 34.7(11.3-11.6-11.8)

好差----好差(内)-先-逃   

  

 

小倉競馬場(Bコース)

◆クッション値:9.4(-0.6) 標準

◆含水率:ゴール前   8.2(+1.4)

     4コーナー 8.6(+1.6) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催6週目、Bコース2週目。

 

2月20日(土)

◆クッション値:9.5(+0.1) 標準

◆含水率:ゴール前   8.0(-0.2)

     4コーナー 8.3(-0.3) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場に行われた。

時計は標準~やや速い。差しも利く。

 

 直線部分と4コーナーの内側が少し掘れる。その影響でコース全周を通して内を避けて走る傾向にあった。直線も外を通った方が伸びる馬場

 内を避けて走るので直線に入る時に隊列は縦長にはなりづらい。

 

(参考:1日を通してやや強い南向きの風(直線で向かい風)が吹いた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

 

 

(メモ)

2R 3歳未 1200 1:08.5

ミドル~ハイペース(34.0-34.5 -0.5) 上がり 34.5(11.1-11.5-11.9)

先---好差-好差(内)--   

6R 3歳未 1800 1:48.1

ミドルペース(5F 60.6 +0.5) 上がり 35.5(11.8-11.8-11.9)

好差 3,4角押上-先-好差 3,4角押上--好差   

 

8R 1勝 2000 2:01.2

スローペース(61.1-60.1 +1.0) 上がり 36.3(11.6-12.1-12.6

好差 3,4角押上-好差-3,4角押上--逃   残4Fからペースアップ

10R 1勝 1200 1:08.8

スローペース(34.4-34.0 +0.4) 上がり 34.0(11.3-11.3-11.4

先-好差--先-好差 4角押上   

 

11R 2勝 2600 ハンデ 2:39.2

ミドルペース 上がり 37.3(12.3-12.2-12.8

好差-好差 3角押上-1周目直線押上--1周目直線押上   最初が速く,1周目の直線でペース落ちた 残6Fから再ペースアップ 出走9頭

12R 牝2勝 1200 1:08.0

ハイペース(33.3-34.7 -1.4) 上がり 34.7(11.0-11.7-12.0

好差-先-逃--   

 

2月21日(日) 小倉大賞典

◆クッション値:10.0(+0.5) 標準

◆含水率:ゴール前   8.0(±0)

     4コーナー 8.2(-0.1) 

※1 共に金曜朝の時点

※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~やや速い。差しも利く。

 

 直線部分と4コーナーの内側が少し掘れる。

昨日は全周通して内を避けて傾向・直線外伸びの傾向があったが、内を避けるかは騎手の判断・馬のタイプ次第、直線は外の方が伸びるものの内でも走れなくはないといった感じだった(前半のレースでは内でも走れる割合が大きかった)。

 

(参考:1日を通してやや強い南向きの風(直線で向かい風)が吹いていた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

 

  

(メモ)

2R 牝3歳未 1200 1:08.9

ハイペース(33.2-35.7 -2.5) 上がり 35.7(11.5-11.7-12.5

(内)-先-逃--先   

5R 3歳未 2000 2:01.6

ミドルペース(61.0-60.6 +0.4) 上がり 36.1(11.9-11.7-12.5

3角マクリ-好差-好差 向正面押上-(内)-3,4角押上   中盤やや緩む ほぼ一団で直線

 

6R 1勝 1200 1:08.1

ハイペース(33.0-35.1 -2.1) 上がり 35.1(11.1-11.4-12.6

先-先---逃-好差-好差   隊列縦長で直線

7R 牝1勝 1800 1:47.3

ハイペース(5F 59.1 -0.5) 上がり 36.1(11.8-11.9-12.4

-好差-好差-好差-先   先頭が後続を離し,2番手は5F 60.0ぐらい(ミドル)で通過 ほぼ一団で直線

 

9R 1勝 2600 2:40.4

スローペース 上がり 36.9(11.6-12.5-12.8

好差-好差 向正面マクリ-向正面押上-好差-先   残5Fから急激にペースアップ 出走9頭

10R 牝3歳1勝 1200 1:08.6

ハイペース(33.5-35.1 -1.6) 上がり 35.1(11.5-11.4-12.2

(内)---好差-先   横に広がり直線

 

11R G3 1800 ハンデ 1:45.5

ハイ~ミドルペース(5F 58.0 -0.6) 上がり 35.9(11.7-11.7-12.5

先-好差-先--(内)   前2頭が後続を離し,3番手は5F 59.2ぐらい(ミドル~スロー)で通過

 

 

次週に向けて 

 阪神は、速い時計が出るが差しも利いていた。

 

 小倉は、直線内を避けた方がベター。

 

 

 

▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.com

 

▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。

▼ペースは独自に判断しています。