競馬を推理する

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七夕賞 2020 回顧 クレッシェンドラヴ重賞2勝目

七夕賞が2020年7月12日に行われ、3番人気のクレッシェンドラヴが優勝しました。 

 

 

この記事は、七夕賞の回顧で、

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

 

G3 七夕賞を振り返る

福島競馬場 Aコース 2000m ハンデ

 

▼七夕賞の予想記事はこちら 

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レース展開

【馬場】

【勝ち時計】2:02.5

【ペース】ミドルペース 上がり3F 37.3(12.1-12.2-13.0

重馬場かつ、4コーナーでペースが上がり、緩むところもなかったため上がりが掛かった。緩い馬場への適性と持久力、タフな展開を最後まで走り切る気力も必要だった。

 

▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

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各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 クレッシェンドラヴ 牡6 内田博騎手 57.0kg

 スタートダッシュがつかず中団後ろのポジション。

バランスを崩すシーンもあったが、長く脚を使った。

 

半年ぶりのレース、トップハンデを背負っていたことを考えれば完勝だった。

 

2着 ブラヴァス 牡4 福永騎手 55.0kg

好位のポジション。

行きっぷりが良く、リズムよく走らせていた。

最後は脚が鈍ったが、緩い馬場でも何とかバランスを取りながらしぶとく走った。

 

今日の馬場はあまり得意ではなかったと思われるが、今回も堅実に走れた。

 

3着 ヴァンケドミンゴ 牡4 酒井騎手 54.0kg

出負け、促したがダッシュがつかず中団のポジション。

少しバランスを崩しながらもしぶとく走った。

 

重馬場は良くないと思っていたが、こなすことができた。

 

4着 ヒンドゥタイムズ 牡4 北村友騎手 55.0kg

ゲート内の落ち着きなく出遅れ。後方のポジション。

4コーナーまでジッとして、直線差を詰めてきた。

 

タフな馬場でこれだけ走れれば、持久力もありそう。重賞を勝てる能力はある。

 

5着 ウインイクシード 牡6 横山武騎手 56.0kg

促して前へ。

終始内柵沿いをロスなく走った。周りに馬がおらず、3,4コーナーでフワフワと集中力を欠いた感じはしたが、最後まで粘っていた。

この馬にとってはもう少し乾いた馬場の方がいいが、少しバランスを崩しながらも頑張っていた。

 

6着 パッシングスルー 4 戸崎騎手 54.0kg

初めてブリンカーを着用。行きっぷりが良くハナへ。力みがあった

バランスを崩しながら走っていて、水分を含み緩い馬場も影響した

 

苦手な馬場で力みながらも走っていたが、それなりに粘っていた。最後まで頑張れていたので、ブリンカーで集中力が保たれたのかもしれない。

折り合い面は気になるところだが、良馬場ならもっと頑張れそう。

 

7着 レッドローゼス 牡6 石川騎手 56.0kg

中団後ろのポジション。

バランスを崩すシーンがありつつ、最後は脚が鈍ったがしぶとく走った。

 

良馬場の方がいいと思っていたが、それなりに道悪をこなせた。

 

8着 リュヌルージュ 5 M.デムーロ騎手 52.0kg

スタートよく前へ。

向正面ですでに手応えが悪そうで、頑張ってはいたが最後は苦しくなった。

 

道悪は得意だと思っていたが、バランスを崩すシーンが見受けられた。今までは道悪でもスイスイ走れていたので原因はわからないが、3走前でも福島で負けていて福島競馬場は合わない何かがあるのかもしれない

 

9着 ジナンボー 牡5 レーン騎手 56.0kg

ゲート内で落ち着きなく出遅れ。後方のポジション。

向正面ですでに手応えが悪い。それでもしぶとく走ってはいた。

 

行きっぷりが本来のものではなく、道悪は影響したと思われる(メンタル面で)。

 

10着 バレリオ 牡5 石橋騎手 55.0kg

後方のポジション。

3コーナーでペースが上がった時についていけなくなったが、直線盛り返してきた。

 

馬場が道悪だった影響もあったか。

 

11着 マイネルサーパス 牡4 国分優騎手 56.5kg

出負け。促し好位のポジション。

3コーナー手前から2着馬に合わせて動いていったが、4コーナーでバランスを崩し始め失速。

 

道悪の福島コースでも実績があったが、今回は苦にしていた。原因は不明。

 

12着 オセアグレイト 牡4 野中騎手 55.0kg

中団のポジション。

4コーナーで失速。

 

急に手応えがなくなってしまった。気持ちの問題か。

 

13着 ノーブルマーズ 牡7 高倉騎手 56.0kg

出ムチを入れて前へ。

3コーナーで手応えが悪化、4コーナーで失速した。

 

馬場が悪すぎて走る気をなくしてしまったか。

 

15着 エアウィンザー 牡6 三浦騎手 57.0kg

促して好位のポジション。

3コーナー手前でペースが上がった時にバランスを崩してついていけなくなった。

 

敗因は緩い馬場。

 

まとめ 

 タフなレースだった。道悪だと復習するのも一苦労。

馬場適性を読むのは難しいと再認識。何とかならないものか。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。