こちらは札幌記念を復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G2 札幌記念を振り返る
札幌競馬場 芝 2000m / 斤量:定量
レース展開
【馬場】稍重
【勝ち時計】2:01.5
【ペース】ミドル
- 200m毎のラップタイム 12.3-10.9-12.3-12.6-12.3-12.2-12.5-12.0-12.0-12.4
- ラスト600m 36.4
- 2コーナーと3コーナーでペースが少し緩んだが、2番手のアフリカンゴールドがプレッシャーをかけペースを落とさせなかった。
- 3番手と4番手は離れていて向正面までは スロー~ミドル ペースだったが、プログノーシスがポジションを上げた事でペースが上がり全体的に見ればミドルペースになった
▼当日の馬場傾向▼
【札幌】⚠️Cコース2日目
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2023年8月21日
全レース稍重
時計🕰️かなり掛かる〜超掛かる⬇️
ポジションによる有利不利🔢なし
・インコースの馬場が荒れてきて、こなせる馬もいるがなるべく避けた方がいい印象
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 プログノーシス 牡5
川田騎手 58.0kg
- ゲート内で落ち着きない感じ。外枠から、1コーナーで進路をインコースへ。後方のポジション
- 4番手以下の集団は1,2コーナーでペースが緩んだが、自身はペースを落とさずじわじわとポジションを上げた
- 向正面では促してポジションを上げた。好位のポジションまで上がっていった
- 3コーナーで進路を馬場が良く、外を回りすぎない一番いいコースへ。トップナイフに合わせスパート
- 最後までスピードを維持し後続を突き放した
騎手
「正直返し馬の感触もそれほど良くなかった」
「ゲートがいつも以上にうるさかった」
「走りのバランスが取れてからは、この馬が無理しない程度にポジションアップする形になったので、それは許してあげてというところでした」
騎手のコメントから馬の肉体・精神の状態、レースでは自ら動いていって最後は突き放す完勝劇だった事を考えると、馬場適性の差が出たとは言えかなり強いパフォーマンスだったように見える。
金鯱賞の時に少し緩い馬場でパフォーマンスを落としていたので、良馬場でスピードの出る馬場の方が得意だと思っていた中での今日の内容だったから驚いた。
メモ)
- リング系ハミ、メンコ
- パドック。歩幅は大きくない。動きは柔軟性があり、かつ力強さも感じる。状態は良さそう
2着 トップナイフ 牡3
横山和騎手 55.0kg
- ゲート内で集中を欠いた感じで出負け。徐々にスピードに乗せ、後方からインコースを通り好位のポジションまで上がっていった
- インコースを避ける馬が多い中、内ラチ沿いを通りスパート。先に抜け出す狙いか
- 4コーナーで手応えは悪くなったが、しぶとく頑張っていた
- 直線に向くまで、馬場の荒れた内ラチ沿いを通った
3歳馬で古馬とは3kgの斤量差があったにしても、馬場の荒れたインコースを通り粘り強く走ったのはよく頑張ったと思う。
持久力が必要な馬場の方が適性があり、荒れた馬場も苦にしないという強みが明らかになった。
メモ)
- リング系ハミ
- パドック。動きは柔軟性があり、かつ力強さも感じる。後肢には少し良化余地が残っていそう。気持ちも乗っていて雰囲気〇
3着 ソーヴァリアント 牡5
ルメール騎手 58.0kg
- 中団のポジション
- 2コーナー力むシーン
- 3,4コーナー。馬場が良く、外を回りすぎない一番いいコースを通れた
- 直線苦しくなったが、しぶとく走り切った
メモ)
- リング系ハミ、メンコ。2つとも前走つけておらず
- パドック。引き手2人。動きは柔軟性があり、かつ力強さも感じる。状態は良さそう
4着 ダノンベルーガ 牡4
モレイラ騎手 58.0kg
- スタート後しばらくして進路が狭まりブレーキをかける不利を受けた。中団後方のポジション
- 向正面で置いて行かれそうになり促してスピード上げた。進路をインコースへ切り替え、そのままポジションも中団前方まで上げた
- 直線苦しくなったが、しぶとく走り切った
- 向正面から馬場の荒れたインコースを通った
騎手「ドバイの走りを考えると、もっといい馬場の方が力を出せると思います」
メモ)
- パドック。動きに柔軟性あり。まだ後肢か腰に緩さが残っていそう
5着 ヒシイグアス 牡7
浜中騎手 58.0kg
- 後方のポジション
- 3コーナーからつんのめっていて手応えよく回ってこられず
- それでも最後までしぶとく脚を使った
騎手「返し馬でもノメっていました」
メモ)
- クロス鼻革
- パドック。動きは柔軟性があり、かつ力強さも感じる。状態は良さそう
6着 ジャックドール 牡5
武豊騎手 58.0kg
- 好スタート。好位のポジション。内枠から、1コーナーで進路を馬群の外へ
- 2コーナーで前進気勢が強くなったが、すぐに折り合った
- 3コーナーで一番いいコースをプログノーシスに取られ大外を回る形に
- 4コーナーで早めに手前が替わった
- 直線苦しくなった
騎手
「状態は良いと思いました」
「3コーナーの反応が良くありませんでした。きょうは力を出せなかった感じです」
メモ)
- リング系ハミ
7着 イズジョーノキセキ 牝6
岩田康騎手 56.0kg
- 後方のポジション
- 序盤力みかけたが収まった
- 3コーナーから手応えよく回ってこられそうだったが、大外を回る形になってしまった
- 直線じりじり伸びた
メモ)
- メンコ
- パドック。最後方歩く。動きに柔軟性あり
8着 ラーグルフ 牡4
戸崎騎手 58.0kg
- 中団後方のポジション
- やや力みのある走りで、向正面では頭を上げ気味になるシーン。ペースが上がるまで続いた
- 3コーナーで進路をインコースへ切り替えた
- 3,4コーナーでポジションを上げにかかったが、4コーナーから徐々に失速していった
騎手「追ってからまだ沈めていない感じ。そのあたりが良くなれば」
⇒状態があまり良くなかった?
9着 ウインマリリン 牝6
松岡騎手 56.0kg
- 促して前のポジションへ
- 向正面からは馬場の荒れていない外側を走っていた
- 4コーナーでペースを上げられず、直線では苦しくなった
騎手「休み明けでしたし、馬場も良馬場の方が合っています。使って良くなるタイプで、去年も使いながらでしたし、次につながる競馬ができたと思います」
メモ)
- メンコ
- パドック。パシュファイヤー着用。動きに柔軟性あり
10着 ヤマニンサルバム 牡4
吉田隼騎手 58.0kg
- 中団前方のポジション
- 4コーナーで苦しくなった
11着 シャフリヤール 牡5
横山武騎手 58.0kg
- 好スタート。スタート後しばらくして進路が狭くなり他馬と接触、バランスを崩す不利を受けた。好位のポジション
- ペースが上がった3コーナーでついていけなくなった
メモ)
馬具:メンコ
- パドック。引き手2人
- 追い切り。反応に時間掛かった
レース後、喉の疾患が判明 ↓↓
札幌記念11着のシャフリヤールは喉頭蓋エントラップメントで手術へ | 競馬ニュース - netkeiba.com
12着 アフリカンゴールド セ8
国分恭騎手 58.0kg
- スタート直後、隣の馬が寄ってきたのを気にしてか、すぐにダッシュがつかず。促して促して前のポジションへ
- 常にユニコーンライオンにピッタリついていった
- 4コーナーでペースについていけなくなった
メモ)
- リング系ハミ、メンコ。前走着用したブリンカーは外した
13着 ウインマイティー 牝6
和田竜騎手 56.0kg
- 好スタート。中団のポジション
- ペースが上がった3コーナーからついていけなくなった
- 馬場の荒れたインコースを通り、向正面で何度もつんのめっていた
騎手
「嫌気を差している感じで流れについていけなかった」
「デキは良さそうでした」
メモ)
- ブリンカー着用(かなり浅い)
- パドック。動きに柔軟性あり
14着 マテンロウレオ 牡4
横山典騎手 58.0kg
- 促して中団のポジション
- ペースが上がった3コーナーから馬が進んでいかなくなった感じで、騎手は無理して促さず置いて行かれた
メモ)
- パドック。動きに柔軟性があり、かつ力強さもある。状態は良さそう
15着 ユニコーンライオン 牡7
国分優騎手 58.0kg
- ゲート最後入れ。好スタート。促して促して先頭へ
- 3コーナー過ぎで苦しくなった
騎手「馬場に何度も脚を取られているうちに、馬がファイトしてくれなくなった」
メモ)
- ブリンカー着用
- パドック。もう少し活気があってもいい
参考サイト:
【札幌記念】レースを終えて…関係者談話 - サンスポZBAT!
【札幌記念レース後コメント】プログノーシス川田将雅騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。