競馬を推理する

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2020年6月20,21日 芝レース馬場傾向分析 宝塚記念に向けて

この記事では、2020年6月20日・21日の

  • 東京競馬場
  • 阪神競馬場
  • 函館競馬場(6/21 函館スプリントS)

の芝レースの馬場傾向を分析しています。

 

最後に、まとめとして来週に向けて注目すべき点を書いています。

 

 

東京競馬場・芝コース(Dコース

開催9週目、Dコース1週目。Cコース時より内柵が3m外に移動していて、コース内側の傷んだ部分が減る。しかし、先週広範囲に傷んだので覆いきれていない。

土曜日(6月20日) 

  全レース稍重馬場で行われた。

時計は標準~速め。差しも効くが、どのポジションにいても持久力が必要な馬場。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。

 

3,4コーナーの内側の馬場が傷んでいて、路盤の土が掘れる状態。避けて走ってはいなかった。

直線は、内柵から5,6頭目辺りの部分が特に傷んでいて内有利と感じるレースもあったが、外差しも効いていてあまり関係ないか。

 

夜中に雨が降るようで、明日も今日のような傾向は続きそう。

 

脚質(ポジション)による有利不利:なし

 

(メモ)

 5R2歳新馬1400 稍重 1:23.4 上がり35.3(11.6-11.6-12.1) S~M(35.9-12.2-35.3 +0.6)固まり直線 1着内,2着差し

6R3歳未1600 稍重 1:34.7 上がり36.3(11.5-12.1-12.7) H(34.4/46.4-48.3/36.3 -1.9)3,4角やや緩む 先団固まり直線 4,5着差し

7R牝1勝2000 稍重 1:59.8 上がり35.6(11.4-11.8-12.4) M(60.1-59.7 +0.4)3,5着内差し

9R2勝2400 稍重 2:26.4 上がり35.6(11.3-11.8-12.3) S(5F 62.3 +1.3)残5Fから流れた やや固まり直線 1,2着差し

10R2勝1400 稍重 1:21.3 上がり35.3(11.3-11.5-12.5) H(34.6-11.4-35.3 -0.7)

3,4着差し 

 

日曜日(6月21日)

 全レース稍重馬場で行われた。

時計は標準的。差しも効くが、どのポジションにいても持久力が必要な馬場。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。

 

3,4コーナーの内側の馬場が傷んでいて、路盤の土が掘れる状態。避けて走ってはいなかった。

直線は、内柵から5,6頭目辺りの部分が特に傷んでいるが、通った場所による有利不利はほぼないか。

 

脚質(ポジション)による有利不利:なし

 

(メモ)

 1R2歳未1400 稍重 1:23.2 上がり35.3(11.5-11.6-12.2) S~M(35.8-12.1-35.3 +0.5)4角やや緩む 3,5着差し

5R2歳新馬1600 稍重 1:37.2 上がり34.7(11.5-11.5-11.7) S(37.8/50.3-46.9/34.7 +3.4)

6R3歳未1800 稍重 1:48.0 上がり35.3(11.6-11.6-12.1) M(5F 60.5 +0.5)3,4角やや緩む 固まり直線 2,3,4着差し 差し優勢

8R1勝2400 稍重 2:26.9 上がり35.6(11.6-11.8-12.2) S(5F 62.6 +1.4)残6Fから流れた

10R3勝1400 稍重 1:22.1 上がり34.2(11.0-11.1-12.1) S(36.1-11.8-34.2 +1.9)前が粘ったが差し勢も詰めてきて接戦 4,5着差し

12R1勝1400 稍重 1:22.1 上がり35.8(11.4-11.9-12.5) H(34.5-11.8-35.8)固まり直線 差しも詰めてきたが前が粘った 4着差し

 

 

阪神競馬場・芝コース(Aコース

開催3週目、Aコース3週目。

コース内側の傷みが広がってきた。

土曜日(6月20日)

  6Rまでが稍重馬場、8R以降は良馬場で行われた。

時計は標準~速め。馬場が乾ききっていない状態だったので、さらに乾けば馬場は速くなりそう。

ペースが流れるレースが多かったが、持久力が必要な印象を受けた。差しも決まるが、瞬発力だけでは差してこられない。前に行ける馬の方が持久力はあると思うので、先行馬やや有利か。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。

 

4コーナーから直線にかけての内側の馬場について。内回りは掘れ、外回りは少し掘れる。若干内を避けている感じはあったが、そこまで内外の差は感じなかった。

 

有利になる脚質(ポジション):逃げ・先行(やや有利)

不利になる脚質(ポジション):なし

  

(メモ)

 4R3歳未1400内 稍重 1:22.1 上がり36.4(11.7-11.7-13.0)  H(34.2-11.5-36.4 -2.2)持久力勝負

6R牝3歳未1800外 稍重 1:47.6 上がり35.4(11.7-11.4-12.3) M~S(5F 60.4 +0.6)3角緩む 残4Fから流れた 2着差し,3着追込

8R1勝2000内 2:00.0 上がり35.8(11.7-11.8-12.3) M~S(60.4-59.6 +0.8)4Fスパート 逃げ馬が5馬身程離し、2番手が後続を5馬身離す隊列

9R2勝1600外 1:33.8 上がり36.0(11.5-11.7-12.8) H(34.4/46.1-47.7/36.0 -1.6)2着差し

12R1勝1200内 1:08.8 上がり34.3(10.9-11.1-12.3) M(34.5-34.3 +0.2)縦長で直線 好位までで決着

 

日曜日(6月21日)

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~速め。昨日と同じく持久力が必要な印象を受けた。差しも決まるが、瞬発力だけでは差してこられない。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。差し馬は直線に向いた時点で前との差を詰めておきたい。

 

4コーナーから直線半ばにかけて、内側の馬場が傷んでいて路盤の土が掘れる。昨日より馬場が乾いて土の塊というよりは砂寄りになった。内回りの方がより傷んでいる。

掘れる分、スピードに乗りづらい印象があり、瞬発力が活きづらいのかなと思った。

 

有利になる脚質(ポジション):逃げ・先行(内回り)

不利になる脚質(ポジション):追込

 

(メモ)

2R3歳未2200内 2:13.6 上がり36.2(11.9-11.7-12.6) M(5F 60.5 -0.2) 1角グッと緩む 残4Fから再び流れる 縦長で直線 1着差し,4着追込

5R2歳新馬1600外 1:35.9 上がり34.3(11.8-10.7-11.8) S(36.7/49.5-46.4/34.3 +3.1)やや固まり直線 3,4着差し 内悪い?

7R牝1勝1800外 1:46.1 上がり35.2(11.5-11.7-12.0) M(5F 58.9 ±0)3,4角やや緩む 4着差し

8R1勝1600外 1:34.3 上がり33.7(11.0-10.9-11.8) S(36.7/48.8-45.5/33.7 +3.3)残4Fから流れた 2着差し

10R3勝2000内 1:59.1 上がり36.5(12.1-12.0-12.4) H(58.4-60.7 -2.3)前半縦長,向正面半ばやや緩むがほぼ流れた 縦長で直線 4着追込,5着内追込

11ROP1600外 1:32.7 上がり34.7(11.2-11.1-12.4) M(35.1/46.6-46.1/34.7 +0.5)4F目から流れた やや縦長で直線 2,3着追込

 

 

函館競馬場・芝コース(Aコース

開催2週目、Aコース2週目。

洋芝のみ。

土曜日(6月20日)

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~速め。先週と同じく前・内有利だが、差しも効く

 

有利になる脚質(ポジション):逃げ・先行

不利になる脚質(ポジション):追込

  

(メモ)

 1R3歳未1200 1:09.2 上がり35.4(11.9-11.5-12.0) H(33.8-35.4 -1.6)好位までが上位 外回ると苦しい?

3R3歳未2000 1:59.7 上がり36.6(12.2-11.8-12.6) H(58.7-61.0 -2.7)向正面で前2頭が競り、さらに後続も3角手前から動くもの凄く前がかりな展開

5R2歳新馬1200 R 1:08.7 上がり35.0(11.3-11.3-12.4) H(33.7-35.0 -1.3)

8R牝1勝1200 1:08.7 上がり35.0(11.5-11.3-12.2) H(33.7-35.0 -1.3)差しが詰めてきたが前粘った 3着内差し,4着差し

10R1勝1800 1:48.0 上がり34.3(11.7-11.0-11.6) S(5F 61.8 +1.8)残4Fから流れた

11R2勝1200 1:08.5 上がり35.0(11.7-11.5-11.8) H(33.5-35.0 -1.5)4角で馬群が固まる 1,5着差し 前粘り差し

12R1勝1200 1:09.1 上がり34.7(11.7-11.4-11.6) M(34.4-34.7 -0.3) 前残り+切れ味ある差し馬2着

 

日曜日(6月21日) 函館スプリントS

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~速め。昨日と同じく前・内有利だが、差しも効くクラスが上がればさらにその傾向は強くなる。

 

有利になる脚質(ポジション):逃げ・先行

不利になる脚質(ポジション):追込

 

(メモ)

 1R3歳未1200 1:09.4 上がり35.5(12.0-11.7-11.8) H(33.9-35.5 -1.6)4角緩む 固まり直線 1,2着差し

4R牝3歳未1800 1:48.2 上がり35.9(12.0-11.6-12.3) M(5F 60.6 +0.5)2角グッと緩むと捲る馬がいて再び流れた 1,4,5着差し 差し優勢

5R2歳新馬1200 1:09.5 上がり36.0(11.9-11.9-12.2) H(33.5-36.0 -2.5)固まり直線 3,4,5着差し 

6R3歳未2600 2:38.3 上がり35.8(12.2-11.5-12.1) M 1,2角でやや緩むもほぼ流れた 3,5着差し

8R1勝1200 1:08.7 上がり35.3(11.3-11.5-12.5) H(33.4-35.3 -1.9)前粘る 4着差し,5着追込

10R1勝2000 2:00.2 上がり37.0(12.3-12.3-12.4) H(59.3-60.9 -1.6)大逃げ バラバラとした隊列

11RG3・1200 1:07.5 上がり34.1(11.2-11.1-11.8) H(33.4-34.1 -0.7)やや縦長で直線 4着差し,5着追込 差しも詰めてきたが前残り

  

 

来週に向けて

東京は、土日とも稍重馬場で行われた。差しも効くが持久力が必要な馬場だった。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。

馬場が結構傷んでいるので、天気次第では通った場所による有利不利が出てくるかもしれない。

 

阪神は、時計は標準~速めだが持久力が必要な印象を受けた。差しも決まるが、瞬発力だけでは差してこられない。途中で動いたり、コーナーで外を回ると苦しいかもしれない。

4コーナーから直線半ばにかけて、内側の馬場が傷んでいて路盤の土が掘れる。内回りの方がより傷んでいる。掘れる分、スピードに乗りづらいため、瞬発力が活きづらいか。

 

函館は、先週と同じく前・内有利だが、差しも効くクラスが上がればさらにその傾向は強くなる。

 

 

 

▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています。

fevreee.hatenablog.com

 

▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。