この記事では、2020年12月19,20日の
- 中山競馬場(12/19 ターコイズS)
- 阪神競馬場(12/20 朝日杯FS)
- 中京競馬場
の芝レースの馬場傾向を分析しています。
最後に、まとめとして来週に向けて注目すべき点を書いています。
中山競馬場・芝コース(Aコース)
- クッション値:10.9(+0.3) やや硬め
- 含水率:ゴール前 9.9(+0.6)、4コーナー 9.1(+0.4) 良
開催3週目、Aコース3週目。
土曜日(12月19日) ターコイズS
- クッション値:10.4(-0.5) やや硬め
- 含水率:ゴール前 10.5(+0.6)、4コーナー 9.4(+0.3) 良
全レース良馬場で行われた。
時計は掛かり、どのポジションにいても持久力が必要な馬場。
馬場内側が、内回りの3,4コーナーは掘れ、その他の部分は少し掘れる。内を通ったらダメという訳ではないが、できれば避けた方がいいかもしれない。
内を通った時、スローペースなら大丈夫だが、ペースが流れれば最後に苦しくなる印象を受けた。
(メモ)
3R 2歳未 1200外 1:10.3
ハイペース(34.0-36.3 -2.3) 上がり 36.3(11.8-12.2-12.3)
好差---好差-先-先-差 少し掘れる,4角掘れる
5R 2歳新馬 1800内 1:54.0
スローペース(5F 65.5 +2.2) 上がり 36.2(12.2-11.8-12.2)
先-逃-先-好差-先 残4Fからペースアップ 内回り3,4角掘れる
7R 2歳未 1600外 1:37.2
ミドルペース(36.0/48.5-48.7/36.4 -0.2) 上がり 36.4(12.6-11.8-12.0)
好差-先-好差-差-先
9R 2歳1勝 1600外 1:35.8
ミドルペース(35.6/47.4-48.4/35.9 -1.0) 上がり 35.9(12.4-11.7-11.8)
好差(内)---好差-好差-先-先 3,4角緩む
11R 牝G3 1600外 ハンデ 1:34.6
ハイペース(34.5/46.5-48.1/36.3 -1.6) 上がり 36.3(12.1-11.9-12.3)
先-好差(内)-好差-追(内)-先 前2頭が後続を少し離し,3番手は4F 47.0ぐらい(ミドル)で通過
12R 牝2勝 2000内 2:04.5
スローペース(63.7-60.8 +2.9) 上がり 36.1(12.1-11.8-12.2)
差(内)-好差(内)-差(内)-好差-追(内) 残4Fからペースアップ
日曜日(12月20日)
- クッション値:9.9(-0.5) 標準
- 含水率:ゴール前 10.3(-0.2)、4コーナー 10.1(+0.7) 良
全レース良馬場で行われた。
時計は掛かり、どのポジションにいても持久力が必要。瞬発力だけでは走り切れないタフな馬場。
内回り3,4コーナーの馬場内側が掘れる。昨日より馬場は乾き、内を通っても大丈夫そうだった。
(メモ)
4R 2歳未 2000内 2:03.9
スロー~ミドルペース(62.2-61.7 +0.5) 上がり 37.1(12.3-12.1-12.7)
差4角押上---追向正面押上-好差 3,4角押上-好差(内)-差(内) 残5Fからペース流れた 横に広がり直線
5R 2歳新馬 1600外 1:36.8
ハイペース(35.9/47.8-49.0/36.8 -1.2) 上がり 36.8(12.1-12.0-12.7)
先-好差 4角押上-追-好差(内)-差 集団大きく2つに分かれた
10R 3勝 1200外 ハンデ 1:09.5
ハイペース(33.6-35.9 -2.3) 上がり 35.9(11.8-11.6-12.5)
好差-先-先-好差-差
11R OP 1800内 1:49.2
スローペース(5F 61.3 +0.6) 上がり 36.0(11.8-11.7-12.5)
逃-好差(内)-差3,4角押上-好差-追(内) 残6Fからペース流れた 隊列縦長で直線
12R 2勝 1600外 1:35.9
ハイペース(34.6/46.5-49.4/37.4 -2.9) 上がり 37.4(12.3-12.4-12.7)
差-差-好差(内)-追-差(内) 前2頭が後続を離し,3番手は4F 47.7ぐらい(ミドル)で通過 リードなくなり直線
阪神競馬場・芝コース(Bコース)
- クッション値:9.6(-0.5) 標準
- 含水率:ゴール前 11.1(-1.0)、4コーナー 9.5(-0.1) 良
開催7週目、Bコース2週目。
土曜日(12月19日)
- クッション値:10.1(+0.5) やや硬め
- 含水率:ゴール前 11.7(+0.6)、4コーナー 8.9(-0.6) 良
- ※1 共に当日朝、レース前の時点 ※2 増減の数値は前日比
全レース良馬場で行われた。
時計は標準~やや速い。ペースが流れれば差しも決まる。
馬場内側の、内回りの3コーナーが少し掘れる。向正面や直線も傷んでいるが、避けなくてもそこまで問題なさそうだった。
(メモ)
4R 2歳未 1800外 1:48.2
スローペース(5F 61.0 +0.9) 上がり 34.5(11.7-11.0-11.8)
先-逃---好差-好差-先 一団で直線
5R 2歳新馬 1600外 1:36.9
スローペース(36.9/49.9-47.0/34.4 +2.9) 上がり 34.4(11.8-11.2-11.4)
差-先-差-好差-先 ほぼ一団で直線
9R 2勝 1200内 1:08.6
ミドル~ハイペース(34.0-34.6 -0.6) 上がり 34.6(11.2-11.5-11.9)
好差(内)-好差-差-逃-差
10R 2勝 1800外 1:46.7
スローペース(5F 60.5 +1.2) 上がり 34.3(11.3-11.1-11.9)
先-逃-先-好差(内)-追
11R OP 1200内 ハンデ 1:08.1
ハイペース(33.5-34.6 -1.1) 上がり 34.6(11.0-11.5-12.1)
差-差(内)-差-差(内)-好差(内) 前3頭が後続を離し,4番手は3F 34.0ぐらい(ミドル)で通過
日曜日(12月20日) 朝日杯FS
- クッション値:10.2(+0.1) やや硬め
- 含水率:ゴール前 10.1(-1.6)、4コーナー 9.3(+0.4) 良
全レース良馬場で行われた。
時計はやや速い(~速い)。差しも利くが、クラスが上がれば前は止まりづらいかもしれない。
内回り3コーナーの内側が少し掘れる。向正面や直線も傷んでいるが、避けなくてもそこまで問題なさそうだった。
(メモ)
2R 牝2歳未 1800外 1:47.0
ミドルペース(5F 59.5 +0.1) 上がり 35.2(11.8-11.4-12.0)
好差-好差-好差-好差(内)-差(内) 3,4角緩む
4R 2歳未 1600外 1:34.2
ミドルペース(34.7/46.7-47.5/35.3 -0.8) 上がり 35.3(12.0-11.4-11.9)
好差(内)-先-逃-好差-追(内) 3,4角やや緩む ほぼ一団で直線
5R 2歳新馬 2000内 2:05.7
スローペース(65.5-60.2 +5.3) 上がり 34.9(11.9-11.6-11.4)
先---先-好差-好差(内)-差 出走9頭
6R 牝2歳新馬 1400内 1:22.2
ミドルペース(35.3-11.7-35.2 +0.1) 上がり 35.2(11.9-11.5-11.8)
先-差(内)-好差-逃-好差
9R 3勝 1600外 ハンデ 1:32.6
ハイペース(33.9/45.3-47.3/35.5 -2.0) 上がり 35.5(12.0-11.4-12.1)
好差-先-差-先-好差(内) 前2頭が後続を離し,3番手は4F 46.5ぐらい(ミドル)で通過 やや縦長で直線
11R 2歳G1 1600外 1:32.3(レコードタイム)
ハイペース(33.7/45.2-47.1/35.4 -1.9) 上がり 35.4(11.6-11.8-12.0)
先-差(内)-差-好差-先 先頭が後続を離し,2番手は4F 46.1ぐらい(ミドル)で通過 やや縦長で直線
中京競馬場・芝コース(Bコース)
- クッション値:9.8(-0.4) 標準
- 含水率:ゴール前 14.5(+2.5)、4コーナー 13.2(-0.2) 良
開催3週目(最終週)、Bコース1週目。今週からBコースに替わり、内柵がAコース時より3m外に移動し、馬場内側の荒れた部分が減った。
土曜日(12月19日)
- クッション値:9.8(±0) 標準
- 含水率:ゴール前 13.5(-1.0)、4コーナー 12.5(-0.7) 良
- ※1 共に当日朝、レース前の時点 ※2 増の数値は前日比
全レース良馬場で行われた。
時計は標準~やや速い。先週は差しが利きやすくなった印象があったが、Bコースに替わり差しが利きやすいというのはなくなった。
コース全体的に内柵から1,2頭分少し掘れ、4角が特に荒れていて掘れる。
直線で外を通った馬が上位を占めたり、内を通った馬が上位を占めたりで伸びるところの判断がつかなかった。4コーナーを避けた方がいいかの判断もつかなかった。
(メモ)
7R 2歳未 2000 2:01.4
ミドルペース(60.8-60.6 +0.2) 上がり 35.8(12.3-11.5-12.0)
先-先-----先-差(内)-好差(内) 3角緩む 先団一団となり直線
9R 1勝 2200 2:14.8
スローペース(5F 62.3 +1.0) 上がり 36.1(11.8-11.7-12.6)
好差-先-差-追-差向正面押上 1,2角緩み,向正面で再びペース流れた 直線外通った馬が上位
10R 2歳OP 1200 1:09.5
ハイペース(34.1-35.4 -1.3) 上がり 35.4(11.9-11.5-12.0)
好差(内)-好差-逃-先-好差(内) 4角やや緩む
11R 2勝 1400 1:21.7
ミドル~スローペース(35.3-11.7-34.7 +0.6) 上がり 34.7(11.6-11.2-11.9)
先-好差(内)-好差-逃-好差
日曜日(12月20日)
- クッション値:10.4(+0.6) やや硬め
- 含水率:ゴール前 12.2(-1.3)、4コーナー 10.6(-1.9) 良
全レース良馬場で行われた。
時計は標準的。ペースが流れれば差しも利く。
馬場は昨日より乾いたが、4コーナーから直線の内側が少し掘れる。直線はやや内を避けて通る傾向があった。
(メモ)
5R 2歳未 1400 1:22.4
ミドルペース(34.9-12.1-35.4 -0.5) 上がり 35.4(11.8-11.5-12.1)
差-先-好差(内)-差-好差 3角やや緩む やや縦長で直線
7R 1勝 1400 1:21.7
スロー~ミドルペース(35.3-11.7-34.7 +0.6) 上がり 34.7(11.4-11.5-11.8)
先-好差(内)-逃-先-先
8R 牝1勝 2000 2:01.5
スローペース(61.7-59.8 +1.9) 上がり 35.5(11.8-11.6-12.1)
好差-先-差(内)-先-差(内)
9R 1勝 1200 1:09.1
ハイ~ミドルペース(34.2-34.9 -0.7) 上がり 34.9(11.6-11.4-11.9)
好差-先-差-好差-先
12R 2勝 2200 2:15.1
スロー~ミドルペース(5F 62.0 +0.6) 上がり 36.7(11.6-12.3-12.8)
逃-----先-先-好差(内)-好差 先頭が後続を大きく離し,2番手は5F 65.2ぐらい(スロー)で通過 残6Fからペース流れた
来週に向けて
中山は、持久力が必要なタフな馬場。
内回り3,4コーナーの馬場内側が荒れていて、雨が降ったりして水分を含めば避けて通った方が良くなると思われる。
阪神は、時計がやや速く、クラスが上がれば前が止まりづらそうだった。
ただ、雨が降ったりして水分を含めば時計は掛かると思われる。
▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています
▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。