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2020年12月12,13日 芝レース馬場傾向分析 阪神JFなど

この記事では、2020年12月12,13日の

  • 中山競馬場
  • 阪神競馬場(12/13 阪神JF)
  • 中京競馬場(12/12 中日新聞杯)

の芝レースの馬場傾向を分析しています。

 

最後に、まとめとして来週に向けて注目すべき点を書いています。

 

 

中山競馬場・芝コース(Aコース

  • クッション値:10.4(+0.5)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 10.5(-0.6)、4コーナー 9.1(-1.3)  
※1 共に金曜朝の時  ※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催2週目、Aコース2週目。

 

土曜日(12月12日)

  • クッション値:10.6(+0.2)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 9.3(-1.2)、4コーナー 7.9(-1.2)  
※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準的。今日は2勝クラスまでで持久力が必要な馬場で、クラスが上がれば『ペースが流れれば持久力が必要な馬場』ぐらいか。

 

 内回りの3,4コーナーの馬場内側が少し掘れるが、避けて通るほどではない。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

 

 

(メモ)

2R 2歳未 1600外 1:35.1

ミドルペース(35.3/47.5-47.6/35.7 -0.1) 上がり 35.7(11.8-11.6-12.3

好差-先-逃-先-   3角やや緩む 隊列縦長で直線 4角少し掘れる

3R 牝2歳未 1800内 1:50.2

ミドルペース(5F 61.3 +0.1) 上がり 36.7(11.9-12.0-12.8

-逃--3角押上-好差   隊列縦長で直線

 

5R 2歳新馬 1600外 1:37.0

ミドル~スローペース(36.3/48.9-48.1/35.7 +0.8) 上がり 35.7(12.1-11.6-12.0

好差(内)-先---好差-好差-好差(内)   向正面~3角緩む

9R 2歳1勝 1200外 1:08.9

ハイペース(33.6-35.3 -1.7) 上がり 35.3(11.4-11.6-12.3

逃-好差--先-好差   隊列縦長で直線

 

12R 2勝 1800内 1:49.3

スローペース(5F 62.7 +2.0) 上がり 34.6(11.5-11.2-11.9)

逃---好差(内)-先--先   隊列縦長で直線

 

日曜日(12月13日)

  • クッション値:10.6(±0)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 9.3(±0)、4コーナー 8.7(+0.8)  
※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~やや掛かる。3勝クラスまでが行われ、持久力が必要な馬場。

 

 内回りの3,4コーナーの馬場内側が少し掘れるが、避けて通るほどではない。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

  

 

(メモ)

4R 2歳未 2000内 2:02.7

スローペース(61.8-60.9 +0.9) 上がり 36.8(12.0-11.9-12.9

先-好差-好差---好差(内)-好差   残5Fからペース流れた

5R 2歳新馬 1800内 1:50.4

スローペース(5F 62.9 +1.6) 上がり 35.4(12.1-11.4-11.9)

先-好差 4角押上---先-好差-   残5Fからペース流れた

 

8R 1勝 1600外 1:34.7

ミドルペース(35.4/47.3-47.4/35.4 -0.1) 上がり 35.4(11.9-11.4-12.1

逃-4角押上-好差-4角押上(内)-好差   

10R 3勝 1800内 1:49.3

スローペース(5F 61.5 +0.8) 上がり 35.7(11.9-11.5-12.3

逃-好差-好差 向正面押上-先-好差(内)   残5Fからペース流れた

 

12R 2勝 1200外 1:09.4

ハイペース(34.1-35.3 -1.2) 上がり 35.3(11.7-11.6-12.0

好差-先---好差   

 

 

阪神競馬場・芝コース(Bコース

  • クッション値:9.7(-0.2)  標準
  • 含水率:ゴール前 10.7(+1.5)、4コーナー 8.9(-3.3)  
※1 共に金曜朝の時点  ※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催6週目、Bコース1週目。今週からBコースに替わり、内柵が直線部分で3m、コーナーで4m外に移動し、馬場の荒れた部分が減った。

 

土曜日(12月12日)

  • クッション値:10.1(+0.4)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 10.8(+0.1)、4コーナー 10.1(+1.2)  
  • ※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~やや速い。スローペースで上がりが速いレースがあったが、ペースが流れれば差しも利きそう。

 

 今週からBコースに替わったが、午前中は向正面と直線の内側の荒れた馬場が残っていて少し掘れていた。午後になると馬場が乾き掘れは気にならなくなっていった。

 後半のレースでは直線の内側を避ける騎手が多かったので、内を通らない方が良さそう。さらに馬場が乾けば内が復活する可能性もある

 

(参考:昼から西からの風(直線で向かい風)が吹いていた)

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(内回り)

 

  

(メモ)

4R 2歳未 1600外 1:34.1

ミドル~スローペース(35.2/47.4-46.7/35.1 +0.7) 上がり 35.1(11.7-11.2-12.2

先-先--好差-好差   3角緩む

5R 2歳新馬 1200内 1:09.9

スローペース(35.9-34.0 +1.9) 上がり 34.0(11.8-10.9-11.3

逃-先--先-好差   

 

7R 2歳未 2000内 2:02.1

スローペース(62.1-60.0 +2.1) 上がり 35.1(11.6-11.7-11.8)

先-好差-好差-先-先   残4Fからペース流れた

9R 2歳1勝 2000内 2:03.4

スローペース(64.0-59.4 +4.6) 上がり 34.4(11.8-11.1-11.5)

先-好差-逃-先-好差(内)   残4Fからペース流れた 一団で直線 出走8頭

 

10R 2勝 2400外 ハンデ 2:32.9

スローペース(5F 68.5 +4.8) 上がり 33.810.9-11.3-11.6)

先-好差-先-好差-先   残4Fからペースアップ 出走8頭

11R OP 1600外 1:33.1

スローペース(35.6/47.7-45.4/33.6 +2.3) 上がり 33.611.1-10.8-11.7)

好差-先-好差--先   

 

日曜日(12月13日) 阪神JF

  • クッション値:10.1(±0)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 12.1(+1.3)、4コーナー 9.6(-0.5)  
※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は速いが、ペースが流れれば差しも決まる。

 

 昨日に引き続き向正面と直線の内側が少し掘れていた。今日は直線の内側は避けなくても大丈夫だった。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(内回り)

  

 

(メモ)

3R 2歳未 1400内 1:21.5

ハイペース(34.1-11.7-35.7 -1.6) 上がり 35.7(12.0-11.7-12.0

先-好差(内)---(内)   4角緩む

5R 2歳新馬 1800外 1:49.7

スローペース(5F 62.4 +1.5) 上がり 34.6(11.9-11.1-11.6)

逃-好差(内)---先   

 

7R 1勝 1800外 1:45.7

スロー~ミドルペース(5F 59.5 +0.8) 上がり 34.3(11.5-11.1-11.7)

-逃--好差-先   3,4角やや緩む

8R 2勝 1600外 1:33.5

スローペース(35.4/47.2-46.3/34.9 +0.9) 上がり 34.9(11.6-11.3-12.0

--(内)--好差(内)   残4Fからペースアップ

 

9R 3勝 2200内 2:13.9

スローペース(5F 63.8 +2.9) 上がり 34.5(11.3-11.3-11.9)

先-好差--逃-先   残6Fからペース流れ,残4Fからペースアップ

11R 牝2歳G1 1600外 1:33.1

ミドルペース(34.9/46.8-46.3/34.4 +0.5) 上がり 34.4(11.2-11.4-11.8)

好差(内)-好差(内)---逃   3角やや緩む

 

 

中京競馬場・芝コース(Aコース

  • クッション値:10.4(-0.6)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 13.0(±0)、4コーナー 11.0(-0.3)  
※1 共に金曜朝の時点  ※2 増減の数値は先週日曜比

 

開催2週目、Aコース2週目。

 

土曜日(12月12日) 中日新聞杯

  • クッション値:9.6(-0.8)  標準
  • 含水率:ゴール前 12.9(-0.1)、4コーナー 11.3(+0.3)  
  • ※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計はやや速い~標準。先週ほど時計が速く感じなかったし、先行・内有利にも感じなかった。これには馬場内側が(特に4コーナー)が少し掘れるようになったのも影響しているかもしれない。また、砂埃が先週より上がっておらず馬場の湿り気は増していそう。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

 

  

(メモ)

7R 2歳未 2000 2:01.8

ミドルペース(61.1-60.7 +0.4) 上がり 35.9(12.1-11.5-12.3

-先-先-逃---   

9R 1勝 1400 1:20.3

ハイペース(33.4-11.8-35.1 -1.7) 上がり 35.1(11.6-11.3-12.2

好差(内)--先--   3角やや緩む

 

11R G3 2000 ハンデ 2:00.1

スローペース(61.5-58.6 +2.9) 上がり 34.4(11.5-11.1-11.8)

好差(内)-好差-好差-好差-   残4Fからペース流れた

12R 1勝 1600 1:34.2

ハイペース(34.8/46.6-47.6/35.7 -1.0) 上がり 35.7(11.6-11.9-12.2

好差-好差--先-(内)   

 

日曜日(12月13日)

  • クッション値:10.2(+0.6)  やや硬め
  • 含水率:ゴール前 12.0(-0.9)、4コーナー 13.0(+1.7)  
※1 共に当日朝、レース前の時点  ※2 増減の数値は前日比

 

 全レース良馬場で行われた。

時計は標準~やや速い差しが利きやすくなってきた印象で、馬場内側が傷んできたことが影響していそう。

直線は内側でもダメではないが、中ほどまで行った方が伸びやすい。ペースが流れるとその傾向は顕著になる感じがした。

 

 コース全体、特に3,4コーナーの馬場内側が掘れる。

 

◆脚質(ポジション)による有利不利◆

有利な脚質(ポジション):なし

不利な脚質(ポジション):追込(やや不利)

  

 

(メモ)

5R 2歳新馬 2000 2:03.1

ミドルペース(61.6-61.5 +0.1) 上がり 36.5(12.2-11.8-12.5

好差-先--先-逃   向正面緩む 先団横に広がり直線

6R 牝2歳未 1600 1:34.7

ハイペース(35.2/46.8-47.9/36.0 -1.1) 上がり 36.0(11.9-11.7-12.4

---好差(内)-先   一団で直線

 

8R 1勝 2000 2:02.0

ミドル~スローペース(61.1-60.9 +0.2) 上がり 35.9(12.1-11.4-12.4

好差---先-   何か所かペース緩んだ

10R 牝2歳1勝 1400 1:22.0

スローペース(35.4-12.1-34.5 +0.9) 上がり 34.5(11.3-11.2-12.0

逃-先-好差-(内)-   先頭が後続を2,3馬身離す展開 出走8頭

 

11R 3勝 1400 1:20.3

ハイペース(33.7-11.4-35.2 -1.5) 上がり 35.2(11.4-11.4-12.4

-逃-先-好差(内)-好差   

12R 2勝 2000 2:00.4

ハイペース(59.5-60.9 -1.4) 上がり 36.2(11.8-12.1-12.3

好差-好差--好差-先   集団大きく3つに分かれ,2番手5F 60.1ぐらい(ミドル),5番手5F 61.0ぐらい(スロー)で通過 3角やや緩み,一団で直線

 

 

来週に向けて 

 中山は、OPクラス以上のレースは行われなかったが、持久力が必要な馬場。

 

 阪神は、速い時計は出るが、ペースが流れれば差しも決まる馬場。

 

 中京は、馬場内側が荒れてきて、差しが利きやすくなってきた印象。

 

 

 

▼先週の馬場傾向はこちらの記事に書いています

fevreee.com

 

 

▼詳しい情報はJRA等のHPをご覧ください。