こちらはジャパンCを復習するための記事です。
- レース展開
- 各馬のレース内容、勝因・敗因は何なのか
について考察しています。
今後馬券を当てるために、しっかり考察して次走以降穴馬として狙える馬を探しておきたいところです。
何かヒントになることがあれば幸いです(^^)
G1 ジャパンCを振り返る
レース展開
【馬場】良
【勝ち時計】2:23.7
【ペース】スロー ラスト600m 34.2(11.4-11.3-11.5)
- 4コーナーから早めにペースアップ
▼当日の馬場傾向▼
11/27(日) 芝コース馬場分析(復習用)#yanfebaba
— ヤンフェ@競馬 (@yanfevreee) 2022年11月27日
【東京】Cコース4日目
時計🕰速い
ポジションによる有利不利:
🙂やや先行有利
インコース有利⭕️
・瞬発力も活きる馬場。差し馬はインコースを通った馬、あるいは直線だけ馬群の外に出して伸びてきた馬
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ヴェラアズール 牡5
ムーア騎手 57.0kg
- スタートダッシュは速くない。中団のポジション
- 直線、進路が開かず待たされた。動き遅れる形になったが、間を縫うように進路を見つけ、反応よく鋭く伸びた
メモ)
パドック。体の柔軟性感じる。メンコ着用。➡ レース時には外していた
2着 シャフリヤール 牡4
C.デムーロ騎手 57.0kg
- 抑えて中団後方のポジション
- 2コーナーまでは力んでいた
- 終始外を回った
- 4コーナーで勢いをつけて直線へ
- 直線、内にもたれながら長く脚使った。先頭に立ったあたりで気を抜いた感じ
ダービーの時のイメージで作戦を立てたと思うが、当時のような脚を使えなくなっている。
肉体的な変化がもたらすものなのか、プリンスオブウェールズSできつい競馬をした影響なのかはわからないが、持っている実力をすべて発揮できていないように感じる。
メモ)
パドック~レースでメンコ着用。
地下馬道。テンションが上がり跳ねるような感じに。
返し馬。騎手が速く走りすぎないように抑えている感じ。
ゲート裏。時折速歩に。レースが近づくにつれ跳ねるようなシーンも。
3着 ヴェルトライゼンデ 牡5
レーン騎手 57.0kg
- 好位のポジション
- 直線、進路が開くまで少し時間が掛かった。1頭分のスペースを他馬と体をぶつけながらも確保、反応よく良い脚は使っているが上位2頭の瞬発力には及ばなかった
メモ)
パドック。後肢の踏み込みが弾むよう。
4着 デアリングタクト 牝5
マーカンド騎手 55.0kg
- ゲート内落ち着きない感じ。中団後方のポジション
- 直線、反応よく加速、スピードに乗った時に進路が塞がり外に切り替えるロス。その後も良い脚を使っていただけにスムーズなら1着争いをしていたかもしれない
正直、2週間前に道悪で消耗の激しい競馬をしていただけに厳しいと思っていた。
それでもここまで走れるとは驚いた。心身ともにタフな馬だと思った。さすが3冠馬。
メモ)
パドック。全身使った歩きでコンディション良さそう。メンコ着用。
ゲート裏。速歩。
5着 ダノンベルーガ 牡3
川田騎手 55.0kg
- 促して中団のポジション
- 終始外を回った
- 3コーナーから徐々にペースが上がった時に促しながらの追走になった
- 直線、じわじわと加速し良い脚を使ったが先頭に立ったあたりで気を抜いたのか勢いが鈍った。他馬に並ばれた時に食い下がろうとしたができずに進路が狭くなってしまいブレーキ
現状では肉体的にしっかりしていないので間隔を空けてフレッシュな状態の方が力を出し切れるのかもしれない。
メモ)
パドック。全体的に歩きに硬さ感じる。後肢の踏み込みの物足りなさも前走同様。
6着 グランドグローリー 牝6
ギュイヨン騎手 55.0kg
- スタートダッシュはいいが続々と前に入られ中団のポジション
- 1,2コーナー力むところがあった
- 4コーナーでペースが上がった時にすぐに加速できず。馬群の外に出したい感じだが、ブロックされた
- 直線でもブロックされ、進路を確保するのに時間がかかり動き遅れた。その後はじわじわ加速し良く伸びた
メモ)
パドック。後肢の動き硬さ感じる。
7着 オネスト 牡3
ルメール騎手 55.0kg
- ダッシュはいいが抑えて好位のポジション
- 前半、前進気勢が強い
- 直線、進路がなかなかできずにかなり待たされた。進路ができてからは伸びてきていた
完全に動き遅れる形になった。スムーズならもっと上位争いできていたかもしれない。
ストライドは大きめ。
瞬発力があるタイプで日本の馬場にも対応できそうだが、今日の馬場だと機動力が高い日本の馬に有利だっただろう。
もう少しだけ時計が掛かる馬場ならチャンスはある。能力は高い馬。
メモ)
パドック。後肢の動きに硬さ感じる。
8着 カラテ 牡6
菅原騎手 57.0kg
- 促して中団前方のポジション
- 直線苦しくなったが、坂上で他馬と並んだ時に負けん気を見せてもう一頑張り
2400mはこの馬には長い感じ。
メモ)
パドック。全身使った歩きでコンディション良さそう。
9着 テュネス 牡3
ムルザバエフ騎手 55.0kg
- ゲート内落ち着きない感じで出遅れ。促して中団後方のポジション
- 3コーナーでペースが上がるまでは掛かり気味というかコントロールが利きづらい感じ
- 直線、ギアは上がらないがしぶとく頑張っていた。残り100mぐらいで勢い鈍ったか
普段のパドックやゲート入りの際の様子をしらないが、今日冷静ではなかったことは確か。
いつもと違うポジションでの競馬になったのもあった中で、ある程度頑張れていたように能力は高い馬だと思う。
メモ)
返し馬。走りたがっていて折り合いが心配になった。
ゲート入りを嫌がり目隠しをして入った。時間が掛かった。
10着 ユーバーレーベン 牝4
M.デムーロ騎手 55.0kg
- 後方のポジション
- 向正面でじわじわと中団までポジションを上げた
- 3,4コーナー外を回った。4コーナーで勢いをつけて直線へ
- 直線半ばで苦しくなった
メモ)
パドック。全身を使った柔軟性のある歩き。後肢の踏み込みも力強くコンディション良さそう。メンコ着用。➡ ゲートに入る時には耳の部分は外していた
11着 ハーツイストワール 牡6
武豊騎手 57.0kg
- 好ダッシュ。前のポジション
- 4コーナーで前の馬に早めにプレッシャーをかけにいった
- 直線、粘っていたが上位馬にかわされた辺りで苦しくなった
メモ)
シャドウロール着用
パドック。全身使った歩き、背腰の柔軟性もあってコンディション良さそう。
12着 シャドウディーバ 牝6
松山騎手 55.0kg
- 出遅れ。中団後方のポジション
- 直線、一瞬脚を使ったが半ばで勢い鈍った
メモ)
パドック。メンコ着用。➡ 地下馬道では外していた
13着 トラストケンシン 牡7
丸田騎手 57.0kg
- 中団のポジション
- 前半、前進気勢が強い
- 直線、進路がなく馬群の外にいくまでに時間のロスが大きかった。その後はジリジリ伸びていた模様
メモ)
パドック~レースでメンコ着用。
14着 テーオーロイヤル 牡4
菱田騎手 57.0kg
- 促して前のポジション
- 1コーナー付近で掛かり気味になったが落ち着いた
- 4コーナーから早めにスパート
- 直線に入るあたりで外の馬に先に前に出られるような形に。それ以降は他馬を気にしているようにも見えた
メモ)
パドック~レースでメンコ着用。
15着 シムカミル 牡3
ブノワ騎手 55.0kg
- ゲート内落ち着きなく出遅れ。ダッシュよく前のポジション
- 直線、馬1頭分の進路争いに負けブレーキ。後退していった
ストライドが大きく瞬時に加速できなかった。
時計が掛かった方がいいタイプでもあるので今日の速い馬場は厳しかった。
メモ)
パドック。メンコ着用 ➡ ゲートに入る時には外していた
返し馬。テンションが上がったのをなだめようとしている感じですぐには走りださせず。
16着 ユニコーンライオン 牡6
国分優騎手 57.0kg
メモ)
ブリンカー着用
パドック。メンコ着用。➡ 地下馬道では外していた(耳部分)
17着 ボッケリーニ 牡6
浜中騎手 57.0kg
- ダッシュよく好位のポジション
- 終始外を回った
- 4コーナー早めにスパート。逆手前になり少し外に膨らむ感じがあった
- 直線坂で苦しくなった
メモ)
馬体重-14kgで最近の中ではなかった450kg台になっていた。
パドック。後肢の踏み込みの勢いが、前肢に伝わり切ってない感じ。推進力が逃げている感じがする。メンコ着用。➡ ゲートに入る時には外していた
18着 リッジマン 牡9
石川騎手 57.0kg
- 後方のポジション
- 4コーナーで手応えが悪そうで直線も伸びがない
メモ)
ブリンカー着用
パドック。メンコ着用。➡ レースでは外していた?
外国馬を見て思った事
ヨーロッパの競馬場は起伏が大きくタフさが求められる。
ヨーロッパのレースで見る外国馬は筋肉がすごいなと思う事もあるのだが、今回出走した馬たちは馬体的に日本の馬とそれほど差は感じなかった。
日本の馬場に適性があると見込んで連れてきた馬たちだからスピードがあって軽さがあった、という可能性もある。
そういう馬たちでもヨーロッパの馬場で活躍しているし、道悪でも好成績を残せたりしているのを見ると、日本馬がヨーロッパの馬場で苦戦するケースがあるのはやはり慣れの部分もあるのだと再認識した。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。