競馬を推理する

刑事ドラマ好きな男が競馬を考察するブログです

ジャパンC 2021 レース考察 コントレイル有終の美!感動のラストラン

この記事は、ジャパンCを復習するためのものです。

今後馬券を当てるために、レースを推理して次走以降狙える馬を探していきましょう!

 

ジャパンC

  • レース展開
  • 各馬の勝因・敗因

について考察しています。

 

何かヒントになることがあれば幸いです(^^)

 

 

G1 ジャパンCを振り返る

東京競馬場 2400m 定量重量

レース展開

【馬場】良

【勝ち時計】2:24.7

【ペース】スロー 上がり 35.3(11.6-11.5-12.2)

  • 1000m通過まではゆったりとした流れ。
  • 向正面でキセキが後方のポジションから一気に超ロングスパートをかけた。

レースラップでは残り6Fから11秒台中盤のラップが続いているがこれはキセキが刻んだもの。

先行馬の集団は、キセキの動きで3コーナー手前でいったんペースが速くなり、3コーナーで少し緩み、4コーナーで再びペースアップした感じ。

好位以下の集団は、3コーナーから徐々にペースアップした感じ。

どちらにせよ、キセキほどではないが残り6Fからペースが流れ、残り4Fからのスパートになった

 

▼当日の馬場傾向▼

 

各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)

1着 コントレイル 牡4

福永騎手 57.0kg

ゲート内での落ち着きがないが今日は良いスタートを切れた。中団のポジション。

直線、反応よく加速、坂を上ると一気にギアが上がり最後は2着に2馬身をつける完勝だった。前走は内にもたれていたが今日は真っすぐ走っていた

 

福永騎手が話していたように去年の菊花賞からのジャパンCのローテーションで苦しい経験をしたことで競馬にネガティブなイメージを持っているのではないか、全力で走ることを嫌がっているのではないか、と前走の天皇賞を見て思っていたので正直勝ち切れるのかなと考えていた。

しかし、そんな心配は杞憂に終わった。強いコントレイルの姿をもう一度見せてくれた。陣営が最後に勝たせたいという思いが馬にも伝わったのではないかと思う。

 

感動のラストランだった。ありがとうコントレイル。競走馬生活お疲れ様。

 

2着 オーソリティ 牡4

ルメール騎手 57.0kg

促して前のポジション。

4コーナーで早めにスパートをかけたが、残り150mぐらいで勢いが鈍った。それでも3着には2馬身つけているし、勝ったコントレイルが強かったというしかない。

 

進路が狭くなるシーンもあったが折り合いを欠かなかった。昨年は走りたい気持ちが強く力んで走ることもあったので、折り合いに成長を感じた(前走から感じていたことだが)。

 

3着 シャフリヤール 牡3

川田騎手 55.0kg

好スタート。好位のポジション。

1コーナーで前に入られバランスを崩す不利があった。それでも折り合いは欠かず落ち着いて走れていた

直線、ジリジリと伸びたがあまり脚が使えなかった。追いだすと頭が上がっているように見えた

 

4着 サンレイポケット 牡6

鮫島駿騎手 57.0kg

好スタート。中団前方のポジション。

直線、加速までに時間が掛かったが、坂を上ってからギアが上がりじわじわと差を詰めてきた。

 

以前よりポジションが前で競馬できて、かつ好走できているので成長を感じる

 

5着 グランドグローリー 牝5

C.デムーロ騎手 55.0kg

中団後方のポジション。

直線、加速までに時間が掛かったが、坂を上ってからじわじわと加速して最後は良い脚で差を詰めてきた。

 

ストライドが大きく、重厚感のある走り。

 

6着 ユーバーレーベン 牝3

M.デムーロ騎手 53.0kg

中団のポジション。

直線、進路が狭くなり内に切り替えた。ジリジリ伸びたが残り50mぐらいで勢いが鈍った。

 

7着 シャドウディーヴァ 牝5

横山典騎手 55.0kg

促して前のポジション。先頭を狙っている感じだったがアリストテレスが譲らなかった。

1コーナーでアリストテレスが斜行して手綱を引くシーン。

序盤力んで走っていた

直線、ジリジリ伸びていたが残り100mを切ったあたりで苦しくなった。

 

8着 ジャパン 牡5

武豊騎手 57.0kg

中団後方のポジション。

直線、この馬なりに脚は使っているが上位との差が縮まらなかった。

 

瞬発力が必要になり分が悪かった。

 

9着 アリストテレス 牡4

横山武騎手 57.04で4で

促して先頭へ。

1コーナーで外に逃避するようなシーン。初めて逃げた影響か。

直線、粘っていたが残り150mぐらいで苦しくなった。

 

3コーナー手前でキセキに、4コーナーでワグネリアンにプレッシャーをかけられて自分のペースで走れなかった。

 

10着 キセキ 牡7

和田竜騎手 57.0kg

出負け。スタートダッシュもつかず後方のポジション。

向正面に入ると一気にスパートをかけたが、直線に入った所で苦しくなった。

 

11着 ブルーム 牡5

ムーア騎手 57.0kg

ゲート内で落ち着きがなく出遅れ。後方のポジション。

2コーナーで少しポジションを上げた。

3コーナーでペースアップしてから騎手が促しながらの追走になった。

直線、伸びがない。

 

12着 ユーキャンスマイル 牡6

藤岡佑騎手 57.0kg

中団後方のポジション。

直線、伸びそうで伸びず。

 

年齢的な衰えがあるのかもしれない。

 

13着 モズベッロ 牡5

池添騎手 57.0kg

出遅れ。少し促して中団後方のポジション。

行きたがっているようなシーンがあった。

直線、伸びがない。

 

走る気持ちが戻ってきていそうなのはいい傾向。あとはコンディションが上がってこれば。

 

14着 マカヒキ 牡8

藤岡康騎手 57.0kg

促して中団後方のポジション。

直線、ジリジリ伸びたが残り200mぐらいで勢いが鈍った。

 

15着 ロードマイウェイ 牡5

三浦騎手 57.0kg

出遅れ。後方のポジション。

力んで走っていて2コーナーで少しポジションを上げた。

直線伸びがない。

 

16着 ムイトオブリガード 牡7

柴田善騎手 57.0kg

ゲート内での落ち着きがない。スタートダッシュがつかず後方のポジション。

4コーナーでついていけなくなった。

 

17着 ウインドジャマー せ4

北村宏騎手 57.0kg

中団のポジション。3コーナーでペースが上がるまでは掛かり気味だった

直線半ばで失速。

 

18着 ワグネリアン 牡6

戸崎騎手 57.0kg

促して前のポジション。

4コーナーで自らペースを上げたが、直線早々に後退していった。オーソリティにかわされた辺りから馬がブレーキをかけているように見えた。

 

 

  

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。