フローラSが2020年4月26日に行われ、4番人気のウインマリリンが優勝しました。
騎乗していた横山武史騎手は重賞初制覇。おめでとうと言いたいです。オークスでも頑張って欲しいですね。
この記事は、フローラSの回顧をしていて、
- レース展開
- 各馬の勝因・敗因
について考察しています。
G2 フローラSを振り返る
東京競馬場 Aコース 2000m 3歳牝馬
レース展開
【馬場】良
【ペース】ハイ
4コーナーで緩み、馬群が固まって直線へ。
ペースを考えれば差しが決まってもいいものだが、風の影響で瞬発力が発揮しづらい条件だったのもあり、真ん中より前のポジションにいた馬が3着までを占めた。
▼当日の馬場傾向はこちらの記事に書いています
各馬のレース内容考察(勝因・敗因は?)
1着 ウインマリリン 横山武騎手
促し前へ。
直線、反応良く伸び、騎手が鞭を落としても最後まで集中して走っていた。
- スタート後と直線で接触があってもしっかり走れる
- 走ることに真面目
- 反応が良い
以上の点からもわかるようにメンタル面がいい。オークスでも内枠を引ければ良さをより生かせそうなイメージを持った。
2着 ホウオウピースフル レーン騎手
行きっぷりよく好位のポジションへ。
道中周りに馬がいたからか、終始力んでいた。
直線進路がなかなか開かず。開いてからは良く伸びた。
今までスローペースしか経験していなかったが、今回で速いペースも経験し、対応した。
折り合いなどに課題は残していて距離が延びるオークスは条件が厳しくなるが、能力はあるのでどこまでカバーできるか。
3着 フアナ ヒューイットソン騎手
前に行けないと見ると外枠から内に入れ、促し中団のポジションへ。
向正面で接触があったが冷静に走れていた。
直線、なかなか他馬にブロックされ外に出せなかったが、外に出すと最後までしぶとく伸びた。
4着 ショウナンハレルヤ 田辺騎手
促して中団のポジションへ。
直線、ジリジリ伸びた。他馬をブロックをしにいって、バランスを崩したのもよくなかったと思う。
瞬発力がないようなので、外枠で前のポジションを取れなかったのは痛かった。
5着 スカイグルーヴ ルメール騎手
中団前のポジション。
序盤掛かりそうだったが何とか抑えた。
直線、追い出しを待っていたが、追いだしてから脚を使うことができなかった。
関東馬で長距離輸送もないのに馬体重が-14kgと結構減っていて、馬体も細く見えた。馬体重減の影響はあった感じはする。
能力はあるはずなので、レースまでの過程とレースで冷静に走れるか、自分との闘いに勝てるかが課題になる。
6着 シャレード 岡田騎手
ゲート内の駐立があまり良くなく出負け。促し中団のポジションへ。
序盤力んだが折り合った。
直線、接触や前に入られる不利がありながらもじりじり伸びた。
7着 レッドルレーヴ M.デムーロ騎手
促して好位のポジション。
手応え良く直線を向いたが、残り200mで失速。
2000mは長いのかもしれない。
まとめ(オークスに向けて)
1,2着馬がオークスへの優先出走権をゲットしました。
1着ウインマリリンは、競馬が上手く真面目な馬なので内枠を引けば面白い存在になりそうです。
2着ホウオウピースフルは、折り合い面などに課題はありますが能力はあると思うので、戦える可能性はあると思います。
▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。